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でも、そんなの嫌だ。
「壊れちゃあかん。修理してもらおうや。
どっか行かんで、隣におって。
ほんでまたシャーベット屋さん行こう」
「それじゃ康二も死んじゃうよ。
あいつらは俺が消えれば消える。
俺が人間の心を持ってしまったから、
研究所のロボット達が気付いたんだ。
今は俺一人を狙ってる。
俺が消えないと、やつらは攻撃をやめない。
康二や、他の皆を救うにはそれしかないんだよ」
そんな…
必死で方法を見つけようと思っても、
気が動転していて落ち着いて考えることが出来ない。
「嫌や…もうお別れとか嫌やって！」
「俺だって辛い。
けど、
俺が壊れたってまだ終わりじゃないよ」
蓮はそう言って優しく微笑み、
ゆっくりと立ち上がった。
「それってどういうこと…」
「生まれ変わって、
人間になって、
また康二に会いに来るから」
待って、
そう言って伸ばす手も、
蓮には届かず虚しく宙を舞うだけだった。
「その時はまたシャーベット食べに行こう。
康二、
.
.
愛してる」
.
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蓮(プロフ) - まためめこじ書いてくださると嬉しいです(；O；)感動しました…… (2020年8月16日 16時) (
レス) id: 45e59c200b (このIDを非表示/違反報告)
らんか(プロフ) - 最後泣きました。引き裂かれる２人がいつか幸せに‥って胸がギュッとなりました。新作楽しみにしています！私も絶対右しか無理なんで笑 (2020年8月16日 16時) (レス) id: 5ad4a06cb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼夏〈ﾘｮｳｶ〉 | 作成日時：2020年8月2日 8時
