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限られる持物 ページ41
天国にもっていけるものは限られてる。
ってか、もっていけない。
だから、多くの思い出を作ってはいけない。
貴「ダメ・・・思い出つくっちゃだめ・・・」
この温もりさえもってはいけない。
感じてはいけない。
覚えちゃいけない。
鳥「なんでそんなこというん。俺はめっさ作りたいわ。」
貴「そりゃ作りたいよ。でも、私死ぬんだもん。いらないよ・・・」
鳥「要らなくない。今の俺たちには必要なものや。
めっちゃ楽しもう?」
楽しみたいけど怖い。
作りたいけど怖い。
いつ死ぬかわからないし
今にでも壊れそうだし。
鳥「大丈夫、俺がついてるから。」
私の目を真っ直ぐに見つめてくれる彼は
とっても頼りになって
とってもすてきで
とっても愛おしい。
貴「うん、わかった」
私生きるよ。
彼のため。
私のため。
みんなのため。
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作者名:うさぎ | 作成日時:2014年1月7日 20時