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「なぜ？…貴女の手は、こんなにもお綺麗ではありませんか。
どこが汚れていらっしゃるのかしら」
・
花さんを見つめる姫様の、真剣な眼差し。
花さんは、まるで自分の��見せたくない部分��を隠すかのように
顔を俯けてしまった。
柊先生は、何かを察したかのように 僕の肩をたたくと
・
「どうやら女性同士のお話のようだ。席をはずそう」
・
ぼそり、とそう告げると 先生は立ち上がり 襖を開ける。
・
「少し席を外します。何か御用があったら呼んでくださいね」
「千優さん、ありがとうございます。少しの間だけ、お時間をください」
・
柊先生は僕を手招きして、部屋の外へ出ると 襖を閉じた。
そして、廊下を移動しながらこんなことを言った。
・
「………もう、十年前の話になるが。
昔、一人の少女が 色んな店から食べ物を盗んでいた事がある。
雛人形のように綺麗な顔立ちをしていたそうだが、その子はボロボロの着物を着て
毎日のように盗みを働いていた。
親に捨てられたのだろうと、僕の父親が呟いていてね。
でも、毎日のように盗みをしていたら 店も黙っているはずがなく
その少女を見つけたら棒を持ってきて追い出していた。
大人に少女が勝てるはずもない。その少女は帰って行ったそうだが…。
本屋の旦那と奥さんが、その少女を心配して探しに出たそうだ。
その子は、ここからそう遠くない花が咲き誇る野原で倒れているところを見つかったらしい」
・
そういえば。
そんなことがあった。
その事件があったとき、僕はまだまだ子供で 親にしがみ付いていた年だった。
その子が盗みを働いているのも、見かけたことがある。
母の買い物に付き合っていた時。
その子は、店の人に大声でどなり散らされていた。
その子は、泣きながら僕の方へ走ってきて 僕とぶつかってしまった。
驚いたように顔を上げた少女は、とても綺麗でとても可愛らしい子だったのを覚えている。
・
―――――あれ――――――
・
見たことが、ある。
見覚えのある、顔。
そうあれは―――誰の顔であったか。
・
「……は………花、さん………？」
・
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向日葵(プロフ) - ぐれーとまっくすな手毬。さん» お久しぶりです(*^_^*)合格、おめでとうございます！私なんて、何のお力添えにもなれなかったと思いますが こうして報告して頂けてとても嬉しいです。手毬さんの努力に、拍手です！本当におめでとうございます(*^^)手毬さんの高校生活が楽しくなるよう祈ってます(*^^*) (2014年2月27日 19時) (
レス) id: a335748cd3 (このIDを非表示/違反報告)
ぐれーとまっくすな手毬。(プロフ) - 向日葵さん、お久しぶりです、手毬です。覚えていますでしょうか？…この度手毬、推薦で高校入試に合格いたしました！報告遅くなってごめんなさい。ずいぶん前になりますが助言頂いたこととても感謝しています。お陰さまで、無事合格しました！ありがとうございました！ (2014年2月23日 23時) (レス) id: a41bb197be (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - けいおんさん» 読んで頂いて有難うございます(*^^)vやっと更新再開いたしました、お待たせしました(・.・;)これからもよろしくおねがいします！！ (2014年2月20日 21時) (レス) id: a335748cd3 (このIDを非表示/違反報告)
けいおん - 更新再開してください (2014年2月6日 10時) (レス) id: 7e2908af86 (このIDを非表示/違反報告)
けいおん - キュンキュンになりました！！是非続きを読みたいです。よろしくお願いします (2014年2月5日 13時) (レス) id: 7e2908af86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵 | 作成日時：2013年9月19日 7時
