いつも二番目の私は。【鬼滅の刃】

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目の前に柱が立ちはだかる。





私だけが座っているのが気に障ったのか冨岡さんに腕を引っ張られ、起こされた。






「お前らには鬼殺隊に入ってもらう。」






「だが、戦うのは赤目の妹。お前だけだ。」





え、、、？



「何でですか！！！」






蛇男の言葉に姉さんが声を荒げる。






「姉の方は戦いの場に出たら危ないと我々は判断した！！」



「その代わり、胡蝶の所で医療を学んで欲しい！！」






、、、なんで。




「何でですか。姉は傷一つつかなかった。」



「傷だらけで動けなくなった私よりも姉さんの方が、、」






眉を下げた胡蝶さんが口を開いた。


「守ることが上手くても、鬼を倒さなければどうしようもないんです。」





「Aさん」




「あなたはここに来る前、刀を使わずに鬼を倒している。」




「私の推測ですが、あなたには武器がある。」




それは、、、、







「その赤い"瞳"。」









周り、全ての人の目が私の瞳に向けられた。




「鬼舞辻無惨を見た炭治郎君が鬼舞辻無惨にそっくりだと言うその目。」







「鬼舞辻無惨を恐れる鬼には最大の武器だと思います。」









この目が初めて受け入れられた。

武器として使えると言われた。







____もしかしたらここでは"一番"になることが許されるのかもしれない。

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