ひまわり畑ー3 (ページ47)

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二宮「こんな時期にそんなのあるんすか！？
キツイっすねぇw

丸山「ほんとだよぉ(汗)でも自分とこもたいへんだねぇいろいろと…

二宮「え？

丸山「ーーあっ、ごめん、もうオレ行かなきゃ。じゃまたね♪」

そのまま風のようにその人は去って行った。

「お疲れ様でーす…。誰ですか？あの人

二宮「マスターヒッツロケに助っ人で行ってくれてたスタッフ。

ーー悪い、山田のこと頼むわ。
オレちょっと急用ができたから。」

「えっ？あぁ、はい。」

そのままかずなりさんは丸山さんって人を追いかけていった

なんだ？

ーー♪

お、ライン…山田だ…

山田『新幹線乗り遅れたからそっちに着くの20時くらいになる！』

あらー…。寝過ごしたかー？

さて…。どー伝えようかな…。

二宮side

「丸山さんっ！」

事務所を出るところでなんとか追いついたオレは、思わず彼の服を掴んだ

そしたら

丸山「なにwちょっとオレ急いでるから

笑いながら振り払おうとしていたけど、顔はこわばっていた。

やっぱり

この人なんか知ってる！

「増田の事なんか知ってますよね？

丸山「なんだよwいきなり

「さっきいろいろたいへんって

丸山「それはー…、あれだ、なんかイメージ？
ほら、NEWSって

「丸山さん…。あなた昔からウソつくの下手ですよね

丸山「……」

丸山さんはそのまま黙って俯いて一言

「ごめん…」

それだけ聞こえた。

「なんでですか…。もう事務所は辞めてますよね？

丸山「俺が辞めた理由、お前知らない？

「理由…？

丸山「事務所の金使い込んじゃったの。

でもあの社長は見逃してくれた。

オレはそれが申し訳なくてやめたんだけど、

最近になってあの事をネタに脅されるようになって…。

今度の特番に口利いてやるから力を貸せって。

結婚したばかりだったし、嫁からも嫌味言われて肩身狭かったから、断る理由がなかったんだ…。

増田くんには何の恨みもないけど…。まさかあんな大ごとになるとは思わなかった

ごめん…」

そのまま頭を下げて、また丸山さんはどこかへ行ってしまった

「……」

オレはしばらくその場から動けなかった