ー ページ11
増田side
20分後
ーーガチャ…バタン…ッ
お…、帰ったか…。
ーーピチャ…
「ーーフゥ…。」
湯船の中で顔をすすいだ
手越…。きっと今日は伊野尾ちゃんにバレた事を心配して来てくれたんだよね…？
悪い事しちゃった…
NEWSは昔から女性トラブルが絶えない
そのイメージは4人体制の今になっても拭えない
オレの事が公になったら
次こそNEWSなくなっちゃうのかな…
そんな事になったらもう、歌えないのかな…
『もうNEWSいいやとか思ってんの？』
そんな事思ったことなんか一度もない
ないけど
『最後はNEWSか女どっち選ぶか迫られるんだぜ？』
いずれバレる事は覚悟してた
けど
バレた後の事は考えてなかった
ただ遠距離になるからなかなか会えなくなるな〜…とか、それくらいにしか…
どちらか選ばなきゃいけないのかな…やっぱ
……
ーーザバッ
あがろ(汗)
あいつが帰るまで浸かってたからのぼせてきたわ(汗)
ーーガチャ
「フゥ…
〇〇「水いる？
「おお、もらうわぁ
〇〇「はい
「サンキュー…」
コク…
……！？
「手越！？お前帰ったんじゃないの？？
手越「100点満点のリアクションだなw」
そこにはさっき帰ったはずの手越が笑って立ってた
「なんだよ(汗)さっきドアの開け閉めする音してたのに…
手越「あんな初歩的なのに引っかかってんじゃねーよw
「…帰んねーの？
手越「帰るわけねーじゃん。お前の問題はオレの問題だ。
「そっか…w」
帰ってほしい思ってたはずなのに
いてくれてホッとしている自分がいた
ー
手越「とりあえず、今の問題は伊野尾ちゃんにバレたって事だよな？
「うん」
リビングで再びビールを呑んだ
手越「かずなりさんに報告いく事はもう覚悟できてんだよな？
「…うん。できてる
手越「東京戻ってあの人と話する事になっても、あの子への気持ちは変わらないんだよな？
「もちろん。オレは本気だから。」
絶対かわらない。
手越「それならお前が選びたい方を遠慮なく選べ。
オレはそれに賛成してやるから
「ーーえ？」
それってどゆう…
手越「だってどっちをとってもお前はお前のままじゃない。
NEWSやテゴマスの前書きなくても増田貴久に変わりないんだから。
俺はお前と歌いたいだけたから。」
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作者名：ひまわり | 作成日時：2018年10月28日 14時
