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天元様、なんて? ページ5

乗ってから気づいた。


隣では天元様が運転してる。

慣れた手つきで腕を動かす姿は

私をキュンキュンさせるには充分。




…て、ちゃうねん。←



『天元様、飲酒運転…』



さっきまで居酒屋にいたのだ。


前世、酒豪だった天元様が

飲んでないわけがない。



頭に軽い衝撃があった。

こ、小突かれた…?


『あたっ』

宇「ばーか。


元々、送る予定だったんだよ」




嬉しすぎる。

こんなことある!?

1日で、こんな良いことだらけ…!



たくさんのライトとすれ違い、

ようやく

駅前の私の家に着いた。


宇「駐車場ってどこ?」

『ぁ、そこに立体駐車場が。

ゲスト用のに案内しますねっ』

宇「頼むわ」



立体駐車場のゲスト用駐車場は

1番上にある。


駐車場の坂を上がるのは

ジェットコースターみたいで楽しい。


頂上の適当な所に車を止めた天元様。



シートベルトを外し、

ドアを開け外に。

天元様も外に出た。



『…どうしました?』




明日も会えるとはいえ

もっと一緒にいたかったなー。




宇「…水、ちょうだい。

派手に喉乾いた」

『良いですよ!!

急げ急げーっ!』




最上階の1つ下の階の

私の部屋に招く。


リビングのソファに天元様を座らせ

私はキッチンへ。



棚からガラス製のコップを取り出し

冷蔵庫にあるミネラルウォーターも取り出す。



コップの半分、氷を入れ

水を注ぐと

カラカラ涼しい音がする。



体育座りする天元様に

冷えたコップを渡す。



宇「ありがとさん。


こっちおいで」


一口氷水を含んだ天元様は

大きく両腕を広げた。


これは、ぎゅーしてもいい?




宇「なぁにしてんだ…。

ほれ、こい」

『む〜〜〜〜〜っ…』



天元様の体に自分を擦り付ける。

天元様の長くてガッチリした腕で

包み込まれると

どうしてもくすぐったいので

胸板にグリグリ頭を擦り付けるのだ。


毎日手入れを怠らない自慢の髪を

クシャクシャ撫でてもらう。



宇「…ふ、ぐっしゃぐしゃ」

『天元様のバァカ…』

宇「ほぉ?言ってくれるじゃんか」

『んふふ…っ』




あー、懐かしい。

この感じ。

早く大人になりたい。



今度はいとも容易く

お姫様抱っこの体制になり、

部屋はどこか聞かれる。


私の部屋はリビングの横。



宇「可愛い…」

『ぬいぐるみとか捨てられないんですー…』



捨てられる人は

ちょっと理解できない。


天元様はニヤりとした。



宇「俺、泊まるわ」

『なんて?』

天元様、美味しい?→←天元様、緊張です。



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- ガンバレ (2020年8月28日 20時) (レス) id: 5170473165 (このIDを非表示/違反報告)
千歳 - すっっっっっっっごく良かったです!これからも頑張ってくださいね! (2020年6月18日 21時) (レス) id: 21292abed1 (このIDを非表示/違反報告)
ミナリンスキー - ありがとうございます。(*- -)(*_ _)ペコリ楽しみ待っています。 (2020年4月22日 4時) (レス) id: 691e85f6e3 (このIDを非表示/違反報告)
ロゼオ(プロフ) - ピノ助さん» ありがとうございます。゚゚(*´□`*。)°゚。 (2020年4月19日 18時) (レス) id: dea7ecbd36 (このIDを非表示/違反報告)
ピノ助(プロフ) - ロゼオさん» ええ、お任せください! (2020年4月19日 18時) (レス) id: adff839c97 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ピノ助 | 作成日時:2020年3月9日 13時

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