美術教師は私依存症

善逸くん、結構楽しいね！ ページ31

続々とお客さんが入ってきた。




教室のドアが開けられ、

いろんな人が入って来る。




よぉ〜し、

頑張るぞぉーーー！！！






『お、おかえりなさいませ

ご主人様ッッッッッ！！』





言ってしまった……！！





これでいいのかな！？





善逸くんに振り返り

目を合わせる。





善逸くんは手をぐっとして、

「さいっこう」

と言ってくれた。







？「へぇ〜可愛い子がいるね〜！

しのぶちゃんのお友達？？」


し「気色悪いのでAさんに

近づかないでもらえますか」


？「辛辣だなぁ」




しのぶ先輩が来店した。



男の人と共に。






タメ口だし、制服着てるから3年生だ。




童「やぁ！俺は童磨！！

タピオカくれる？？」


『はい！タピオカですね！

少々お待ちください！！』


し「Aさん！

コイツには

カエルの卵と泥水で構いませんから！」





付き合ってるんじゃないのかな…？





あ、アレか！！



ケンカップルッッッッッ！！←違う。





キャーーー！！

甘露寺様にも報告だわ！！！








うちのメイド喫茶は瞬く間に大繁盛。



お客さんがひっきりなしだった。






電話番号聞かれたりもしたけど

善逸くんが助けに来てくれた。






結構楽しいかも！！！






早く天元来ないかなぁ！！！






再び人が入って来る。



もう挨拶にも慣れてきた。





『おかえりなさいませ、ご主人様！』


鬼「ああ、お前の主人が来たぞ」


『……お引き取りください………』


鬼「何故だ」



とはいえ他のお客さんもいる。



本当に追い返すわけにもいかないので、

とりあえず席に案内した。




あー…。


しのぶ先輩たちさっき帰っちゃったしなぁ…。




タイミングが悪い…。




他のお客さんの相手をしたかったなぁ。






他の大勢のお客さんは

クラスの女の子が既に対応済み。




『ご注文はお決まりですか』


鬼「随分と棒読みだな。

緊張するな。

結婚の練習と思え」

『やめてください、学校ですよ』



炭「ッッッッッ！？！？



お前ッッ…鬼舞辻 無惨！！

よくもぬけぬけと来れたな！！！


さっさと帰れ！！！」


善「あああああ！！！ほんとじゃん！！

Aちゃんから離れろよ！！」


伊「オイコラぷっちょむーたん！！

他所あてれ！！」




ぷっちょ、むーたん……？？



あ、無惨のこと！？！？


伊之助くんは天才だよ！！

すごいネーミングセンス！！




鬼「A、ちょっと」


『？』

ワカメ、お子ちゃまね。→←宇髄先生、文化祭です！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す