愛する宝、どこ行った? ページ45
長い戦いがようやく終わった。
毒が回って、
一時瀕死の状態だった俺だが
竈門 禰豆子の血鬼術により
毒が分解されて今では派手派手だ。
疲れた。
てかイテェ。
あーイライラする!!
Aも捜しに行かなきゃなんねーのに。
どこに吹っ飛ばされてんだアイツ。
稽古をしていて分かるのは
Aの生命力がド派手ってことだ。
さすがは俺の元・継子。
俺の可愛い可愛い大切な嫁。
伊「うオオオオオオオオイ!!
オッサン!!ヤベェぜ!」
あんの猪も元気だな。
疲れてねぇのかよ。
雛「どうしたのーっ?」
雛鶴が声をかけたが
3人共返事をしない。
走ってくる善逸が何かを抱えて来た。
宇「…A!」
無事だったんだなアイツ!
気絶しているのかグッタリして
Aは目を瞑っていた。
宇「良かったー…」
善「何言ってんだよ!!」
宇「怒鳴んなよ!
馬鹿かテメェ!!
何泣いてんだ…地味だなっ」
善逸は痛みに耐えきれてないのか
大粒の涙をこぼしている。
それは竈門も猪も同じだった。
善「Aさん、
Aさん、
息してないんだよおおおお!!」
宇「は、」
何、言ったコイツ。
冗談は髪色だけにしとけよ。
3人の嫁も
ぽかんとしちまってる。
善逸が俺の横に
Aの体を寝かせた。
俺も耳が優れてる。
嫌でも分かる。
Aの心臓が動いていないことに。
宇「なんでだ!!A!
…!
おい!竈門 禰豆子!!
燃やしてくれ!!!」
Aが助かるのならなんでも良かった。
竈門 炭治郎が首を横に振る。
炭「もう、したんです…。
Aさんには2種類の毒が回ってて…。
1つは、上弦の陸で。
もう1つが…、
鬼舞辻 無惨の、血です…。
Aさんに無惨の匂いが
微かに残っていて…。
燃やした時には……
手遅れでした…っ……、」
宇「どうして……」
どうして今、鬼舞辻が来る?
どうしてAに執着していた?
ただの口封じで、ここまでするかよ。
俺の、宝物まで、奪うなよ。
須「天元様…っ」
宇「うああああああああああああああああ!!!
A!!!
A!!??!?!」
「カアアアア!!!」
宇「…っ!?」
Aの鎹鴉だ。
何か、紙を持っている。
「Aノ、手紙ダアアアア!!」
炭「…手紙…?」
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金平糖 - 凄く泣きました〜。・゜・(ノД`)・゜・。 (2021年11月16日 23時) (レス) @page50 id: 63ca64d519 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ - 面白かったです。 (2021年2月24日 6時) (レス) id: 69c853c22b (このIDを非表示/違反報告)
ピノ助(プロフ) - ひろかさん» あ、愛してる…!?///なんて素敵…!お願いだから死なないで〜!私も…ショックで心臓が止まりそうです… (2020年4月4日 21時) (レス) id: adff839c97 (このIDを非表示/違反報告)
ピノ助(プロフ) - @さん» わ〜!嬉しいです!もちろん返信させていただきますよ〜!! (2020年4月4日 21時) (レス) id: adff839c97 (このIDを非表示/違反報告)
ひろか(プロフ) - 201話読んで自害しそうです((ピノちゃんあいちてゆ(遺言) (2020年4月4日 1時) (レス) id: d204de565a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ピノ助 | 作成日時:2020年2月17日 21時