音柱は恋人依存症

玄弥くん、初耳だよ。 ページ8

「カァアアア！

北北東、北北東！

不死川玄弥トノ、

合同任務ゥウウ！！」

『ありがとう、くるみ！！』


くるみにくるみの実をあげる。


「ウマイ！ウマイ！」

『煉獄様みたい！はは！！』


宇「煉獄が、どうしたってぇ……？？」

『わぁ、師範！！

任務なのでいってきます！！』

宇「いいか、朝までには」

『“帰ってこい” ですよね！

師範も、ご武運を！』




くるみの報告通りに

北北東へ。

任務地を目指す。




……あれ、くるみが来ない…。






_____in宇髄邸。


宇「いいかぁ…？

これから地味に煉獄の真似したら、

派手にただじゃおかねぇ…」

「A…、タスケ…」









どこに行けばいいの私…。

くるみ…、くるみぃ…。(泣)←




玄「…あ、あの」

『？？』



振り返るとそこには

若干不死川様の面影を残す

不死川玄弥くんがいた。




……なんでこの子、

いつも顔赤いのかな……。




『玄弥くん、今日はよろしくねぇ』

玄「…は、はい……///。


あの、手、をっ/////」

『ごめん！嫌だった？


私、嬉しいとつい…

人の手握っちゃうの。


師範にもよく怒られるんだけどさ。

手握られるの、嫌な人も

いるもんね。



気をつけよー』



玄弥くんから手を離すと、

少し安心した顔をされた。



か、かなり傷つくぞ…。









宇(俺はそういう意味で

おこってんじゃねーよ！！)←物陰の元忍・宇髄天元。









玄弥くんが場所を

知っているらしいので

玄弥くんに付いて行く。


相変わらず顔は赤いまま。



そうだ。

いつもまきをさんに

してもらってるやつ、

思い出した！！



玄弥くんのおでこに

手をくっつける。


玄「…ひっ、う/////」

『熱は、ないね。

具合悪かったら言ってね？』

玄「分かり、ました…。



あの、こういうこと、あんま

男にしない方がよろしいかと///」





宇(いいぞ。

もっと言え)←





『…なんで？』

玄「だってAさん。

恋人がいらっしゃるでしょう？」

『………なんで…？？』



なんでこの子まで

知ってるの…。


鬼殺隊の情報網ってやつ？←



玄「…く、首。喉、に…。


接吻跡が…///」

『あ〜、これでかあ！


これね、師範がつけてくれたんだぁ！』

玄「はっ！？


ほんと、そういうの、

隠すっていうか…。


見せびらかすもんじゃないっすよ！」




そうだったのか……。

玄弥くんが絆創膏をくれた。





宇(効果抜群、大成功。

よくやった俺)←

師範、怒ってますか？→←師範、できないです。

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