音柱は恋人依存症

継子さん、一体…。 ページ47

善「たぁあんじろおおおお！！

Aさんに会いたい！

会いに行こうよおおおおおおっ！！！」



俺は竈門炭治郎。

隣で善逸がうるさくて

迷惑している！←




善「今日は任務ないしさああ！

癒されたいんだよ！分かる！？！？

Aさあああああああああん！！！」

炭「やめないか善逸！

近所迷惑だ…！」


善逸はAさんが大好きだ。


俺も妹の禰豆子も

優しいAさんが好きだから

気持ちは分からなくもないけど

こうして我儘を言われるのは

少なくない。

ちょっとどうにかしてほしい。




伊「あ！！

祭りの神の弟子だぜ！

戦ってくる！！！」


伊之助の指差す先には

Aさんがいた。


善「Aさああああああん！！！♡♡♡

会いたかったですぅ！♡♡♡

もしかしてAさんも

俺に会いたくってきてくれたんですかぁ？？

そんな嬉しそうな音立てて…っ」



善逸が騒ぎ立ててデレデレする。

それでもAさんは

引かずに接しているから

本当に優しい人だと思う。うん。



善逸の言う通り、

嬉しそうな匂いがする……。




炭「Aさん、何か

嬉しいことでもありましたか？」


『え！？うーん。

聞いちゃう？？♡

えへへ』



頬を赤らめるAさん。

なんだ。何があったんだ…！？




「カアアアア！！

オマエ達！！

柱ニタイシテノ礼儀ヲワキマエロ！！

歌柱・河村 Aニ！

頭ヲ垂レテツクバエエエエエ！！！」

『ちょっと、くるみ…

やめなさい！』


Aさんが自分の鎹鴉を叱る。



ん…？？

歌柱…？？


炭「Aさん、今、鴉が

歌柱、って……」



『あ、うん、そうなの。


私、柱になったんだよね。

後、師範と結婚するんだ。


この日、祝言を挙げるから

お暇であれば来てね』



Aさんがサラサラと

紙になにやら日時を書いて

俺に手渡した。



炭「スミマセン。

情報量が多くて

ついていけてないのですが、

一体祝言はどなたと…？」

『ん？？

師範。宇髄天元』



Aさんと宇髄さんは

恋仲でもあるから

結婚してもおかしくない。


炭「ぜひ伺います！

柱への昇格、おめでとうございます」

『ありがとう！

じゃあまた！！』



Aさんはそう言うと

瞬く間に消えてしまった。



すごいなあ。

柱か。



炭「俺も頑張ろう」



善「え？？

Aさんが……結婚…？？


俺の…Aさんが…？」




いつからAさんは

善逸のものになったんだ？？？

師範、綺麗ですか？→←師範、答えは一つです。

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