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63話 ページ14

「今回の任務だけはダメだ!」




「危険なのは重々承知です!お館様からも許可は貰っています!お願いします!」




「上弦の鬼は今まで戦ってきた鬼とは格が違う!もしも、Aの身に何かあったらどうする!」




「………今回ばかりは譲れません。私は、私の責務を果たさなければならないんです」





私はじっと煉獄さんの瞳を見つめる




しばらくすると





「……分かった。だが、危険だと判断したら俺の指示に従ってもらう。決して無理はするな、いいな?」





そう言う煉獄さんの瞳からは、本気で私のことを心配してくれているんだということが伝わってきた




正直、ここまで説得するのに時間がかかるとは思っていなかったが。






「荷物をまとめたら出発だ!」




「はい!」





これであとは、なるべく原作の邪魔をしないように行動して“そのとき”を待つだけだ





「兄上、Aさん…行ってらっしゃい」




「行ってくる!」




「行ってきます!」





早々と準備を終えた私たちはついに無限列車の任務へと向かった





「無限列車って何名か隊士が送り込まれたんですよね?」




「うむ、向かわせた隊士は全員消息を絶った。一般大衆への犠牲も出始めている」




「それで柱が呼ばれたんですね…まずはどこに?」




「まずは町へ行く!途中でも鬼と出くわすかもしれん、油断はするな!」




「はい!」





今のところ、原作どおりに進んでいるようだ




何がどうなる、とか無限列車編の内容を細かくメモしておくべきだった!




何十回も観た自分の記憶を頼りに動くしかない





「夕方までには町に着くようにしたい。少し急ぐぞ!」




「あ、はい!」





私は煉獄さんに置いていかれないようにしながら、頭の中でひたすら記憶を思い出していた

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向日葵(プロフ) - とうめいさん» とうめいさんコメントありがとうございます!最後まで読んで下さりありがとうございます!新作もお楽しみにです!笑 (2022年2月7日 0時) (レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - えのきさん» えのきさんコメントありがとうございます!嬉しいお言葉…そう言っていただけて嬉しいです…。 (2022年2月7日 0時) (レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - ゆきさん» ゆきさんコメントありがとうございます!嬉しい言葉…ありがとうございます! (2022年2月7日 0時) (レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)
とうめい - 完結おめでとうございます!!!毎日わくわくしながら最後まで読ませて頂きました!それと新作私も宇髄さんのやつがいいかな…と考えております…!新作も頑張ってください!! (2022年2月4日 19時) (レス) @page35 id: 4fdb593f0d (このIDを非表示/違反報告)
えのき(プロフ) - はじめまして。えのきといいます。トリップものが好きで、ずっと追わせていただいてました(*^^*)完結おめでとうございます!本当に素敵な作品をありがとうございました(*^^*) (2022年2月4日 15時) (レス) id: 9c3da7f4d0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:向日葵 | 作成日時:2021年10月20日 23時

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