28話 ページ29
｢危ない！｣
私はひたすら森のどこかから飛んでくるクナイらしいものから逃げていた
もちろん、本物なので当たったらめっちゃ痛い
｢30分は逃げ切れ｣
宇髄さんはそれしかいってない
ちょっとでも優しいだろうと安心したのがダメだった！
宇髄さんも柱なんだから、厳しいのは当たり前！
｢宇髄、それは…｣
｢………だろ？｣
宇髄さんと煉獄さんが何か話しているけど、クナイを避けるので必死で内容なんて聞けない
｢いったい！ちょっと掠った！｣
なんてことも繰り返しながら避け続けること数分後
やっと休憩になった
｢……っん……っはぁ…水めっちゃ美味しいな。こう考えると修行も運動と一緒だな…疲れるけど強くなるみたいな｣
｢よう｣
座っていた私の元に宇髄さんが来た
｢何か用ですか？今休憩中ですけど…｣
｢んなこと分かってるつの。休憩中まで動けなんて言わねーよ｣
｢………宇髄さんならやりそう…｣
｢お前…俺をなんだと思ってんだよ｣
｢お嫁さんが3人いる元忍のイケメン｣
｢嫁のことまで知ってるとは、別の世界から来たってのは本当なんだな｣
やっぱり、まだ信じてなかったか。
｢お前なんで修行なんてしてんだよ。普通、元のところに帰る方法とか探すんじゃねぇのか？｣
｢なんでって…｣
今考えると、帰る方法を探すなんて第一に考えてなかったな
推しに会っちゃったからなー
｢私は鬼がいない世界から来たので、鬼と戦う術がありません。ここの世界にいる限り鬼とはいつか出会う…なら、戦う術が必要です｣
｢たしかにな｣
｢それに、私にも救える命があるのなら救いたいから｣
｢…………｣
煉獄さんも。
｢ふっ……お前派手に面白いな！気に入った！｣
｢はい！？｣
｢お前のことは信じてやるよ。強くなるために協力もしてやる｣
｢………どうも｣
今の話のどこで気に入ったのか全く分からないけど、まぁ良かったのか？
｢煉獄に飽きたら俺のところ来いよ｣
｢それはないので、丁重にお断りさせて頂きます｣
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向日葵(プロフ) - 葵さん» 葵さん、ありがとうございます！映り方は偶然なんですよ…笑嬉しい言葉！ありがとうございます！！ (2021年10月23日 21時) (
レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 次の小説の移り方がとても凄かったです！それに、物語も違和感無いしとても読みやすかったです！ (2021年10月23日 16時) (レス) @page50 id: 6b19049b00 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - イオさん» イオさん、ありがとうございます！！更新頑張ります！ (2021年10月17日 21時) (レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)
イオ(プロフ) - 煉獄さんと夢主ちゃん幸せになって欲しいです😭続き楽しみにしてます！！更新頑張って下さい✨応援してます！！ (2021年10月17日 15時) (レス) id: 750e30c04d (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - Riiさん» いえいえ！いつ視点を変えようか迷ってました…遅くなってすみません。。 (2021年9月1日 23時) (レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵 | 作成日時：2021年7月6日 23時
