16話 ページ17
煉獄さんに半ば強引に荷物をまとめられて
これまた半ば強引に屋敷に連れて行かれた
「こ、ここは……!!」
「うむ!俺の生家だ!」
た、大変なことになってきてしまった…
待って、煉獄さんの生家ってことは
「兄上!」
「ただいま!千寿郎!」
出た!似すぎ煉獄兄弟!
「そちらは?」
「今日から俺の継子となったA少女だ!」
「こ、こんにちは」
「弟の千寿郎です。よろしくお願いします」
ぐっ!笑顔が可愛すぎる!
本当に煉獄さんをそのままちっちゃくしたぐらい似てるな…
「中へどうぞ」
「お、お邪魔します」
千寿郎くんに案内されるまま、煉獄家の中へ
着いたのは一つの大きな和室だった
「この部屋をお使いください」
「え!?こんな立派な部屋、私なんかに…!」
「君はもう俺の継子…家族も同然だ!遠慮することはない!」
「でも…」
「むぅ……では、俺と一緒の部屋にするか?」
「ここにお邪魔させていただきます」
それから荷物を少し整理したあと、煉獄さんによる所謂修行というものについての説明があった
話を聞く限り、とても大変な修行になりそうだ
「……という感じだ!」
「なるほど」
たしか、煉獄さんの修行は厳しいことで有名だったような…
私は不安と緊張でいっぱいいっぱいだった
「何か聞きたいことはあるか?」
「二つほど、いいですか?」
「うむ!」
「まず、なぜ修行は生家で行うんですか?」
そう、柱は個人の屋敷を持っているはず
なのに
生家でやるのは何故なのか、とても気になっていた
「厳しい修行が続くからな!千寿郎に手伝って貰っているんだ!ご飯や怪我の治療もしてくれるぞ!」
「な、なるほど」
料理や手当て、掃除
家事全般できるのか…
…………え、千寿郎くん万能すぎん?
お嫁さんに欲しいくらいだわ
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向日葵(プロフ) - 葵さん» 葵さん、ありがとうございます!映り方は偶然なんですよ…笑嬉しい言葉!ありがとうございます!! (2021年10月23日 21時) (レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 次の小説の移り方がとても凄かったです!それに、物語も違和感無いしとても読みやすかったです! (2021年10月23日 16時) (レス) @page50 id: 6b19049b00 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - イオさん» イオさん、ありがとうございます!!更新頑張ります! (2021年10月17日 21時) (レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)
イオ(プロフ) - 煉獄さんと夢主ちゃん幸せになって欲しいです😭続き楽しみにしてます!!更新頑張って下さい✨応援してます!! (2021年10月17日 15時) (レス) id: 750e30c04d (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - Riiさん» いえいえ!いつ視点を変えようか迷ってました…遅くなってすみません。。 (2021年9月1日 23時) (レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:向日葵 | 作成日時:2021年7月6日 23時