検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:117 hit

偽笑い ページ1

私は昔から。
嘘をつくのが得意だった。
親も。先生も。友達も。
皆皆騙せた。
ありのままの自分を隠し。
自分という人を演じる。
私は障害者。
世間のゴミ。
いらない子。
発達障害。
そう私は注意欠陥・多動性障害だ。
小さい頃から言いつけを守らなかった。
怒られても同じことを何度も何度も繰り返し。
同じことを繰り返し怒られる

「なんで!?どうして言ったことを守れないの!?
謝って!謝れないなんて人間じゃない!動物以下よ!」

こう言われるのも同然。それだけ母を怒らせることをしたのだろう。
何をしたのか。それは明確じゃない。これはすごく幼いときに記憶だ。
でもはっきりとこう言われ。
謝らなかった理由もはっきりと分かる。
謝るくらいじゃ足りない。

「死にたい。」

小さいながらそう思った。
虐待されてるわけではない。
温かい布団。
温かい部屋。
温かいご飯。
温かい愛情。
温かいお風呂。
可愛いお洋服。
すべて揃ってる。
両親は大好きだ。
だがたまに。

「なんで妹にも弟にもできることがあんたにできないの!?
一番上でしょ!?
一番上が一番手がかかる。」

ごめんね。
正直。正常な妹、弟が羨ましい。
私もそこまでひどいわけじゃない。
だから辛いのだ。
ひどくないから。
普通だと思われるから。
皆の当たり前に追いつくまでに
すごくすごく努力をしないといけない。
でもそれは当たり前だから認めてもらえるわけもない。
見た目は普通なのだ。

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している





目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 0.0/10 (0 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
設定タグ:病み , 障害 , 注意欠陥・多動性障害 , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2023年1月15日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。