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宏光 side

あー···

何となく気になって聞いちゃったな
藤ヶ谷に好きな子居るのか

ほんとは、何となくじゃなくて、
思いっきり聞きたかったんだけどな

でも、居ないって言うから···

寂しいとか言うから···

言っちゃったじゃん

" 俺が寂しさ埋めてやろうか? " ···って

フリーズしている藤ヶ谷、ま、当たり前か

「···それって、どういう···「そのままの意味」

固まってる藤ヶ谷

でも、本当にそのままの意味なんだよな

いつも思ってた

ずっとキングで居る藤ヶ谷は辛くないか
偶には、誰かに甘えればいいのにって、

そんな誰かが俺だったらいいなって···

「お前が寂しい思いしてるなら、
埋めてやるよ」

「···ほんとに?」

「俺は嘘は言わねぇ」

「···でも···」

「でも、何だ?」

「き···北山、酔ってない?」

凄く不安そうな顔をする藤ヶ谷
その顔で見詰めてくるの、

ズルくないか?(笑)

「酔ってねぇよ」

「···勢いで言ってない?」

本当に信じてないんだな?(笑)

そろそろ、ちゃんと言わないとダメだな

「藤ヶ谷、いちごみるく沢山飲んだか?
場所変えよう」

俺たちは店を後にした

7 F→←5 F



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作者名:姫毬 x他1人 | 作成日時:2019年12月29日 0時

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