検索窓
今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:34,529 hit

17 F ページ17

太輔 side

ひろの恋人になれた···

" ひろ "って呼んでみたら少し照れた

でも " 姫 "って呼んでくれる、ひろが居る

「姫?もうこんな時間だけど、どうする?」

時計を見たら、もう2時になってた

「あ···帰るよ?」

「どうせなら泊まっていけば?
今なら俺の腕枕付きだけど(笑)」

「···あ、泊まるっ」

ひろの腕枕···
自分の顔が少しだけ熱くなった

「じゃあ、姫の着れそうなスエットは···
あ、これでいいんじゃね?」

ひろにスエットと新しい下着を渡される

「あ、風呂どうする?俺と入る?(笑)」

「···え···っ」

「嘘だよ(笑)」

ひろがお湯をためてくれた

チャポンっと入れば、頭の中はひろでいっぱい

ひろは、ひろの前では
キングにならなくていいと言った

そんな事を言ってくる人は
今まで、誰1人いなかった··

ひろが初めてだった

キス〇イでデビューしてキングになってからは
誰にも甘えられなかった

自分はずっとキングで居なくちゃと思ってきた


ー···それが、キ〇〇イの藤ヶ谷、だったから···


でも···

ひろには甘えていいの?
ずっと隣に居てくれるの?

ひろには全部見せていいの?
凹んでる時の俺も?

気が付いたら、涙が溢れていた
涙が止まらない···


俺···こんなに、いっぱいいっぱいだった···?


「···ぅ、ヒック···っ」

「姫〜?大丈夫か?」

上がって来ない俺を心配して、
ひろが来てくれた

「···ひ···ひろぉ···」

「どした?···泣いてんのか?」

「···ひろ、
ほんとにキングじゃなくてもいいの···?

そんな俺でも···いいの?ヒック···っ.

18 Ki→←16 Ki



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (50 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
184人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:姫毬 x他1人 | 作成日時:2019年12月29日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。