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宏光 side
俺は今、都内某所のスタジオにいる
ドル誌の撮影だ
俺は北山 宏光
キ〇マイというグループに所属している
その中の最年長でリーダーを務めている
楽屋の中は、いつもと変わらずうるさい(笑)
うるさい···けれど
俺はこのメンバーが好きだ
このメンバーだからこそ
ここまで頑張ってこれたんだと俺は思う
そう思いながら仕事の確認をしていると···
「おはよう」
皆に挨拶して楽屋に入って来たメンバー
ー···藤ヶ谷 太輔
またの名をキング
「「「「「おはよ〜」」」」」
と皆が、藤ヶ谷に返事をする
ツカツカ歩いて俺の横に座りカバンを置く
「おはよう、北山」
「おっ、おはよう」
「はぁ···寝坊するとこだった」
寝癖をつけながら仕事に来るキングも、
可愛いな···と思ってしまう俺···(笑)
「あ···俺飲み物買いに行ってくるけど、藤ヶ谷も何かいるか?」
コーヒーを買いに行くついでに声をかける
「あっ、俺いちごみるく」
ー···ほんとにお前は可愛いな(笑)
藤ヶ谷···わかってるか?
いちごみるくって、
かわい子ちゃんが飲むジュースだぞ
「はいはい、いちごみるくな?」
「うん、北山お願い♪」
そんな笑顔で言われたら
何個でも買って来てやるよ···ってな
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作者名:姫毬 x他1人 | 作成日時:2019年12月29日 0時