自己紹介 ページ1
「叔父さんの馬鹿ーーー！！！！！」
どうもこんにちは、Aです。
一応貴族出身だけど親が奔放で、世界旅行に行ってしまってるので今は王貴界に住む叔母さんの所にご厄介になりながら魔法騎士団やってます。
優秀かどうかと言われると中の上くらい？
魔法属性は氷、攻撃よりもサポートや回復の方が得意なのもあって戦闘任務より救助や情報収集任務が多いので功績としては出にくい…ような気がする。
それでも我が団長は私を認めてくれていて、時々魔法を見てくれたり執務のお手伝いを任せてくれたりしている。
そんな、良くも悪くも並程度の私が冒頭の雄叫びをするに至った訳は、数時間前に遡る。
「たっだいま〜！」
「あらAちゃん！久しぶりのご帰還ね、今日はお仕事おやすみなの？」
「うん！長期の任務が片付いたから、3日間お休みもらっちゃったの〜。あ、お土産あるよ！叔父さんは？」
「昨日のパーティーで深酒したみたいでまだ寝てるわ。そろそろ起きてくるかしらね？」
「そうなんだ、じゃあ先に着替えておこっと。」
これお土産ね、と紙袋を叔母さんに手渡して自室へ向かう。
久しぶりの帰宅にも関わらず塵ひとつない部屋は、きっと叔母さんが毎日欠かさず掃除をしてくれているんだろう。
「ふぅ…。」
騎士団の赤いローブを脱いで椅子の背へ掛ける。
これを纏っている間は騎士団の一員として気が抜けないが脱いでしまえばどこか心も軽くなるようだ。
「3日も休みなんて久しぶりだな、何しよう…。」
ワンピースに上着を羽織り、髪を束ねながら考える。
魔導具や私物を見て回るにしても半日もあれば充分だし、美味しいご飯…とはいっても職場のご飯が美味しいから別段惹かれない。
スイーツに関してはあまり出ないからスイーツ巡りでもしようか。
頭を悩ませながら部屋を出ると、叔父が起きてきていたらしく食卓で水を飲んでいた。
その向かいには、何やら困り顔の叔母さん。
「おかえりA。」
「ただいま、何？どうかした？」
「いやぁ……ハハハ……。」
「Aちゃん…。この姪バカを殴ってもいいわよ…。」
「へ！？」
叔父さんが苦笑いしながら話した内容は、要約するとこうである。
昨日のパーティーでほろ酔いでいい気分になってた叔父さんが私の事を盛大に自慢し、とある方から是非うちの息子と食事でもと言われたらしく。
快く引き受けてきた、と。
つまりはほぼ、お見合いである。
そして冒頭の雄叫びに戻るのだ。
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緋毬(プロフ) - まゆさん» 感想ありがとうございます！今の所いい勝負なのでまだどっちに転ぶかわかりませんね…（笑）私も書いてて楽しいです(*´艸｀*) (2019年4月7日 17時) (
レス) id: ef0ebcf362 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - はじめまして！私はフエゴレオン様が大好きなので、ぜひそっちとまとまって欲しいです。あぁ……でも嫉妬するフエゴレオン様も見てみたい……(///∇///)ゞ (2019年4月7日 14時) (レス) id: 8902c85bfe (このIDを非表示/違反報告)
緋毬(プロフ) - ありがとうございますヾ(*´∇`*)ﾉ頑張ります！ (2019年4月4日 17時) (レス) id: ef0ebcf362 (このIDを非表示/違反報告)
ジャンプ - 面白かったよ (2019年4月4日 16時) (レス) id: ea5f79410c (このIDを非表示/違反報告)
緋毬(プロフ) - ありがとうございます、今の所いい具合に進められているので、頑張って走ります(*`･ω･)ゞ (2019年4月4日 9時) (レス) id: ef0ebcf362 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緋毬 | 作成日時：2019年3月31日 23時
