二十三話 ページ25
気まずい…
一「あ…えっと…」
一松の口が開く。
一「…A」
貴「ひゃい！」
噛んだ…顔がみるみる熱くなっていく
一「…可愛い…」
貴「へ？」
一松はハッとした表情で口を抑える。
一「い、今のは…ちがくて…いや、可愛いんだけど…」
可愛い…？私…え？
一「…あーもう…！」
ﾄﾞﾝｯ
貴「痛っ…」
一松は私を床に押し倒した。私は硬い床に頭を軽く打つ。
一「ごめん…俺さ、勘違いしてたかも…しれなくて…」
勘違い？何が…？
一「俺、Aのこと、好き」
…！？
一「勘違いっていうのは…Aがトド松のこと好きって…思ってて…」
…！？！？！？
だから変だったのかな…？
…あれ？ってことは私の好きな人知らない！？
一「…ごめん、気持ち悪いよな。」
は？
一「…飯食おう。今の言葉…忘れていいから」
一松は立ち上がり部屋を出ていこうとする。
貴「ちょ、ちょっと待って！」
私はすぐに起き上がって一松の腕を掴み言う。
一「何？」
貴「その…返事…！」
一「…どうせ、返事は「No」だろ」
出た。ネガティブ松
貴「そんなわけないじゃん…私だって、一松のこと好きだよ」
一「は？何？気使ってんの？」
貴「…一松は、私と付き合うの、嫌？」
一「嫌、では…ないけど………本当？」
一松の頭から猫の耳がはえ、顔を真っ赤にして涙目で聞いてくる。
超萌える
貴「本当に決まってんじゃん。こんな嘘ついても仕方ないって」
お「それって、S〇Xしたい好き！？」
一「！？」
私達の間に、いきなりおそ松が入ってきた。
貴「おそ松兄さんいつの間に…！」
お「母さんが飯だって呼んでる。早く来い。あんまり家の中でイチャイチャするなよ？一松、A」
一＆貴「しねぇわ！(しないよ！)」
お「本当かぁ〜？」
一「多分」
そこは保険かけとくのね
貴「さ、早くご飯食べよー、おそ松兄さん！一松…兄さんも」
3人で歩き出す。
お「彼氏なのに兄さん呼びすんのー？」
貴「いや、だってそう決められたし…」
一「俺は、どう呼ばれたっていい。」
お「思い切って『ダーリン(はぁと)』とかで呼んでやったら〜？」
一「やだ」
なんでや一松！…いや、私も言いたくないけどさ。恥ずかしいし…
貴「松代さん怒っちゃうからいい加減ご飯食べに行こうか。」
一「だな」
1階に向かっている時、一松は、
(これって押し倒して訴えられてたら犯罪扱いだったんじゃ……)
と思っていたのであった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 53人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「オリジナル」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
七香(プロフ) - Kaylaさん» ありがとうございます！長らく投稿できてなくてほんとうに申し訳ない……！ (2020年10月29日 20時) (
レス) id: 3861232761 (このIDを非表示/違反報告)
Kayla(プロフ) - 好きだわぁ (2020年10月23日 22時) (レス) id: d95ae3be52 (このIDを非表示/違反報告)
七香(プロフ) - カトッティさん» おそ松さん面白いですよね！この作品見てくれて嬉しいです！ (2020年3月10日 9時) (レス) id: 3861232761 (このIDを非表示/違反報告)
カトッティ - 小５(新小6）です！おそ松さんって面白いよね！ (2020年3月9日 10時) (レス) id: 34b53ab7a7 (このIDを非表示/違反報告)
七香(プロフ) - ことみさん» 神なんてそんな…！お褒めの言葉、ありがとうございます！更新、できるだけ頑張るので、これからもこの作品をよろしくお願いします！ (2019年7月31日 13時) (レス) id: 3861232761 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：七香 x他1人 | 作成日時：2019年4月4日 19時
