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地獄は続くよ。終わらない。※ ２ ページ26
竹(やだ！泣きそうな(人1)ちゃんも可愛い！！((ﾊﾟｼｬｯ
竹中くんはポケットからスマホを出して写真を撮り始めた
(ちょっと…！やめてよ！
そう言いながらも撮り続ける姿にあまり撮られないように私は体を丸めた
竹(やだなぁ…何でそうやって嫌がるの？愛して欲しかったんでしょ？誰かから。ほら、(人1)ちゃんが書いた歌詞の一部に誰でもいいから愛して欲しかったって書いてあったじゃん。
(それは歌の話でしょ！
竹(でも事実でしょ？あの野郎に何をされても「愛」だって勘違いされてたもんね…？
(…ﾋｯ
竹中くんは私の顎を無理やり持って、スマホの画面を見せた
(…何その写真…ッ
竹(宏樹からもらったの笑ちょーﾀﾞぁーいって言ったらもらえたの
ほら！他にも！音声もあるよ！
と次々にスマホの中にあるありとあらゆる恥ずかしい写真が私の目に写り込んでいた
それは以前、私がまだ宏樹と付き合っていた頃の話である
宏樹が私の体の写真 ヤ っている時の映像、音声をねだってきていた時期があった。
っていうか、付き合ってから別れるまでずっと
だってそうしないと「別れる」っていうものだから
私は羞恥心を隠して、彼に送り続けた
まさかそれが、コイツの手に渡っていたとは
全くの不運である。
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