ごめんなさい。好きです。 ページ13
私の鼻水が止まったところで離れた
(すみません。落ち着きました
お(ほんとに大丈夫...?ごめん、今まで見たことない感じだったから
(大丈夫です。とりあえず、今日は帰ります。
鼻、目を真っ赤にさせながらそう言うと、この人は私の腕をつかんで真面目な顔で見つめてきた
(あの、離してください。それともまた送るとか言うんですか
お(いや違う。あのさ
(はい。
・
・
宏(あれ?(人1)?
(あ...
ホカホカしか雰囲気から突然、私は再び地獄に落とされた
お(え、あの。ちょ、お取り込み中...
宏(彼氏?もう出来たの?
(いや。この人知り合い。
何故かそこははっきり答えた
そういうと、こいつはにっこり笑って
宏(どうも!俺(人1)の元カレの宏樹です
お(あ、あぁ。
握手をした。
自然と私は2人から少し離れた
宏(公園で二人っきりでいい雰囲気だったのにごめんね?(人1)がいたから声掛けたくなっちゃって、今日のこと気にしてるかなって?
(今日のことは気にしてないから、大丈夫。じゃ、私帰るね。。
宏(ねーねー、(人1)ってね、歌作ってるんですよ。いわゆるシンガーソングライターってやつ?
お(へー。
(ちょっ!宏樹やめて!
私が帰ろうとしたのを止める気か、こいつがそう言った
だが、もう遅い
このことを口にしてしまったらもう、止めることが出来ない
宏(でね?こいつ、俺のために歌作ってくれたんですよ!聴きます?
背筋が凍った。
あの歌をこの人に聴かれたらもうおしまいよ
(ひ、宏樹!その歌のことはもういいよ!やめて!お願い!!
そう言ってこいつのスマホを取り上げようとしたが、押されて、尻餅を着いた
そして、宏樹の手によって再生ボタンが押された
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