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貴方side
「「すみませんでしたァ！！！」」
『あ、もういっす･･･』
いまだに謝り続ける目の前の二人。
どちらとも俺を覚だと勘違いしてしまった人らだ。
「にしたって、隼人クンは何であんな必死に俺(聡)を連れて来ようとしてたワケ？」
覚が山形先輩の頭をツンツンしながら問う。
山形先輩は気まずそうにしながら答えた。
「いやぁ、寮に向かうのが見えて、天童だと思ってさぁ、そんで「何で帰んの？」って聞いたら「帰りたいから」って言ったもんだからさぁ･･･」
「･･･俺がワケもなく休もうとしたと思ったのネ」
覚がじと、と見つめると、「そっす･･･」と力なく返事する山形先輩。
いやぁ、あの時は怖かった。
『返事したら、急に鬼みたいな顔して俺のこと引っ掴んで強制連行しようとするんだもん、めちゃくちゃ暴れたわ』
「それも相まってムキになって･･･すまんかった」
『あっ別にもうイイです。俺帰りたいだけなんで』
そう言って立ち上がり、入口へと足を向けると肩をガシッと掴まれた。
俺の肩を掴んだのは昼の時のパッツン男子。
鼻息を荒くして･･･え、何か目ぇ血走ってね。
「俺にも･･･俺にも謝らせて下さいぃぃぃ！！！！」
『はァ！？君もう謝ったじゃん！』
「足りない！まだ足りないんだぁぁあ！！！！」
『ジューブンジューブンジューブン！！！』
気が済むまで帰らせません！と断言したパッツン。
いや帰らせて･･･。
『ていうか俺一年だから敬語いらないし･･･』
「えっ同い年！？デカッ！！」
『好きでデカいんじゃないし･･･』
そう、俺の身長は190ある。まだ伸びてる。
もういいんだけどなぁ･･･。
「とにかくゴメンなぁぁ！！！」と俺の肩をガックンガックン揺らしながら謝るパッツン。
ねぇ首取れる･･･酔う･･･ヤメテ･･･。
「この借りは必ず返す！お前名前は！？」
『借りとかそういうのいいよ〜･･･聡です･･･』
「聡！この借りはいつか必ず！！」
『覚、なんなのコイツ暑苦しい･･･』
「ツトムはそういう奴ダヨ！」
パッツンは五色工っていうらしい。
ねぇ五色お願い俺を解放して･･･今こそ借りを返す時だよ･･･。
その後俺は五分くらい付き合わされた。
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緋色(プロフ) - カフェオレマンに笑った (11月18日 16時) (
レス) @page31 id: 97dd8743d7 (このIDを非表示/違反報告)
綿(プロフ) - 舞さん» 早速リクエストありがとうございます！！承知致しました！！ (2018年11月20日 19時) (レス) id: 57f02aab48 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - リクで、聡が子供になっちゃってみんながメロメロに…！的な展開が見てみたいです！お願いします！ (2018年11月20日 2時) (レス) id: 61de501e96 (このIDを非表示/違反報告)
綿(プロフ) - 雷雅さん» ありがとうございます！！頑張りますー！！ (2018年11月20日 1時) (レス) id: 57f02aab48 (このIDを非表示/違反報告)
雷雅 - 更新頑張ってください！ (2018年10月17日 20時) (レス) id: e8ca574508 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綿 | 作成日時：2018年7月2日 20時
