【ツイステ】ハートの女王に憧れた少年とアリスに憧れた少女 (ページ17)

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Episode15 お茶会ページ17

【Aside】

あの後リドルは｢すまない！そろそろ時間だ。今日はなんでもない日のパーティーなんだ。よかったら来てくれ、それでは！｣といって早歩きで行ってしまった

『少し遅れてもいいか。』

来はしちゃったけどやっぱり少し気分が乗らない。

『リドル……。』

私って……変われてるのかな…。

わかんない。でもリドルが言ってるなら変わってるんだ。
けど、リドルだけだ。
リドルだけが言ってくれた。

他は？

他の人たちは？

わからない。

変わらなくては。このまま。
昔のわたしではダメなのだ。

努力しても否定され続ける昔の私には。

否定されても努力をし続けるわたしには。

もう戻らない。

ドゴォォォオオオオン！！！！

『えっ！？な、何！？……っ！もしかして！！』

急な轟音に私は嫌な予感がした。

シュンッ！

ーー
inパーティー会場

そこに着いた時には大惨事になっていた。
当たってしまっていた。嫌な予感が。

そう。リドルがオーバーブロットしていた。

『リドル…ッ！！』

監督生｢Aちゃん！！｣

リドル｢A…？Aなら分かってくれるよね！？僕は今まで間違っていなかった！！そうだよね！？｣

なんということだ。リドルはそう思っていたのか。
ずっと。

ずっと

自分が正しいんだと。

やっぱり私達は正反対だ。
だからこそ。だからこそ助けられる。

待ってて。リドル。今度は私から会いに行くよ。

『リドルッ！！！』ﾀﾞｯ！！

監督生｢ま、待って！Aちゃん！！｣

エース｢えっ？！A？！｣

デュース｢A！！危ない！！止まるんだ！！｣

ケイト｢あっ！？Aちゃん止まって！？｣

トレイ｢お、おい！！待つんだ！！｣

みんなが私を止めようとする。
ごめんね。でも私。

『私は自由に思ったとおりに動きたいのッ！！』

リドル｢Aは分かってくれるよね！？A！！｣

『私は……、わからない”ッ！！』

リドル｢ッ！！なんで…！なんで！！！｣

『リドルッ！！！』

今、行くよ。

ピカーーーーーッ！！

ーー
【監督生side】

ピカーーーーーッ！！

監督生｢う、うわ！！｣

眩しいッ！！

監督生｢う、うぅ？ってあれ！？居ない！！｣

グリム｢うぬぬ、ふなっ！？リドルもAも居ないんだぞ！！｣

トレイ｢リドル…。｣

ケイト｢トレイ君……。｣

トレイ｢俺は…幼なじみ失格だな…。｣

ーー
作者です！
更新遅くてすいません＿__＿○＿(土下寝)