【歌い手】都市伝説系歌い手８。【男性声優】

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A「っそ、そうなんですよ･･･！
あの動画のイラスト･･･実は諫山創先生に許可取って描いたんですよ」

神谷「へえ、原作者に？」

A「ダメって言われるの覚悟してたんですけど、諫山先生から描き方のコツとか教えて貰ってその上背景のイラストまで貸してもらって･･･！」

神谷「凄いじゃん、いち進撃ファンとしては凄い嬉しかったんじゃない？」

A「嬉しいに決まってますよ！
なんたって憧れの原作者先生から東京ドームって言う大きな会場でのライブで使う動画の許可を貰える訳ないって思ってたし、それがまさか描き方のコツやら背景をお借り出来るなんて･･･！
中でもリヴァイさんの描き方をレクチャーしてもらった時なんてヤバかったのなんの･･･！！」




半ば興奮気味に諫山先生とメールのやり取りしてた時の事を喋ってると、神谷さんがふと微笑んだ。
ぐお、眩しい･･･！




神谷「ふふ･･･っ」

A「(ハッ)あ･･･えっと、すみませんテンション上がっちゃって･･･」

神谷「ううん。気にしないで？
リヴァイが本当に好きなんだなって思っただけだから」

A「う、恥ずかしい･･･」

神谷「ごめんごめん、でも･･･ちょっとリヴァイが羨ましいな」

A「え？」

神谷「･･･嫉妬、って言うのかな。
Aちゃんをこんな、眩しいくらいの笑顔にさせてるからさ」




伏し目がちに、神谷さんはこっちを見て薄く微笑んでいる。


･･･し、っと？？
神谷さんが、リヴァイさんに？
え？いや、確かにリヴァイさんの事は好きだけどそれは神谷さんが声を担当してる事にも起因するから神谷さんだからであって神谷さんがリヴァイさんの声を担当してなかったら私はこのリヴァイさんを好きになってなくて･･･あれ？？(支離滅裂)




A「し、嫉妬･･･？？
いやあの、でも私はリヴァイさんも好きですけどそれはキャラクターとしてカッコイイと言う意味であってなんて言うか･･･神谷さんの事もしっかり好きですよ？」

神谷「･･･どう言う意味で？」

A「へ？」




そっと、私の顎に手を添えてジ･･･と目を合わせてくる。
待ってかっこいい･･･普通にドキドキするし心臓に酸素いってない。働いてよ私の細胞さん達()




神谷「ねえ、Aちゃん」

A「は、はい」

神谷「俺の事もしっかり好き、って･･･どう言う意味で？」




今まで何度も聞いた事あるはずなのに、初めて聞いた感覚になった。

なに。これ。

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