【歌い手】都市伝説系歌い手７。【男性声優】

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アウターサイエンス、からのモノクロのキス。

歌ってる途中で例のセリフ言ってみたけど「似てる･･･！」って本家の声の人の空耳聞こえたけど気のせいかな()

モノクロのキス、からのRー18。
約１箇所から「姉さんヤバいんやけど」って本家の歌の人の空耳聞こえたけど気のせいだよね()




A「･･･はい、ってな訳で犬派の色気曲ラッシュでした〜」

「ヤバかったー！」
「綺麗だったよぬーさん！」

A「ふふ、ありがと。
さて･･･次は雰囲気変えよっかな。
いきなりだけど･･･ハンカチとかティッシュとか、涙拭けるやつ持って来たよーって人ー？」

「はーい！」
「ぬーさんのマフラータオルならあるよ！」
「犬派ﾟンダのフードタオル買ったー！」

A「ほほー、大体持ってる感じか」

「涙ってー？」

A「そのまんまの意味だよ。
･･･聞いてください。･･････君の神様になりたい」




静かに曲名を告げて、私はすぅっと息を吸った。



​───────​───────


A「･･･無理だ･･･」




自分の手のひらを見ながら自嘲するように、ふっと笑う。
なるべく感情を抑え込むように。

バンドメンバーも子わんこって事で、ちゃんとそこの音を完全に消してくれた。
う、わ･･･無音の世界に私の声だけが響いて私ってヤバいな･･･(goiryoku)


･･･あ、やべ私が泣きそう()
そんな私の気持ちが伝わったのか、さっきまできゃあきゃあ黄色い声を上げてた会場からぽつぽつと泣き声が聞こえ始めた。
それでも、歌い終わりまでユラユラと揺れているペンライト。


･･････私は、神様にはなれないけど･･･誰かにとっての心の支えになれたらなって思いを込めた。上っ面だけじゃない、ちゃんとした心の支えに。



･･･よし、この涙を誘ってる空気を保ちながら･･･トドメ刺そっと()
最後まで歌い切って、私は感情を一瞬だけ消して曲名を告げた。




A「アディショナルメモリー」




つぅ、と汗が流れる。
･･･まあそうだよね、こんな馬鹿でかい会場に居る子わんこに･･･今日来れなかった子わんこにも届くように歌ってるんだもん。

報告を聞かないだけで、転売ヤーから倍額の値段でチケットを買ってライブを見に来てる人も居るかもしれないけど･･･。
そんな転売ヤーも、転売ヤーから買う人も少しでも減るように。そんな思いを込めて、私は歌う。

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