｛２５８｝ ページ17
A「なにが？」
センラ「ッ･･･！？」
キッチンに持ってってた午後茶が無くなったから、仕方なくリビングホールに来た。
起きてるのはせんらだけみたいで午後茶を注いだグラスを片手に持って、「狡いわぁ･･･」って意味深に呟いてたせんらに声をかけた。
書いて字のごとくビクってなって私の方を見てくるせんら。そんな驚かなくても･･･。
イヤホンを外して私の方を見る。
センラ「･･･っくりしたぁ･･･。
ちょ、気配も無く近づかんといてや･･･！」
A「えー、別に消してないのに。
てか、今日は飲んでないんだね」
センラ「今日の主役、Aちゃんやし。
･･･てか、今さっきそらるさんがツイートしたん見たんやけど･･･」
A「あー、あれか。
そらるならもう寝たよー。部屋に連れてってベッドに寝かせてきた。寝る前に投稿したみたい」
センラ「そらるさんやなくて、その･･･」
A「？」
せんらが座ってるソファの隣にぽすんと座ってグラスを置く。
何やら言い籠もるせんら。
･･･？どうしたんだろ。
センラ「･･･あ、愛してるゲームやってたから」
A「あー、あれ。
いやーね、そらるがあんまり好き好き言ってくるもんだから冗談で愛してるゲームしよっか？ってなって。まあそらるも泥酔してたし前みたいに照れ倒すと思ったんだけどねー」
センラ「Aちゃんは、その･･･そらるさんの事･･･好き、なん？」
A「え？
･･･あー、そゆことか。友達としては好きだけど、恋愛的な意味で言ったら微妙･･･かな。
ごめんね、中途半端な答えで」
センラ「そっか･･･。
･･･Aちゃんって、好きな人はまだ居らんの？」
A「うん、居ないよ」
センラ「･･･なら･･･この前、告白したのやり直してもええ？」
A「え？」
この前･･･って、あのホテルの？てかやり直しって･･･と思ってると、せんらが私の目をじっと見て言ってくる。
センラ「僕と付き合ってください」
A「･･･ぇ」
センラ「本気です。･･･本気、なんです。
歌い手としても、１人の女の子としても･･･Aちゃんが好きなんです」
どこか緊張したように真剣なその眼差しに、私は目を逸らせなかった。ううん、逸らす事が出来なかった。
ここでまた、いつもみたいに曖昧な返事をしてしまえばせんらを傷つけてしまう気がしたから。
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たけのきのこ(プロフ) - 初コメです！とても面白くて楽しく読ませてもらってます！しかも犬派さん…地元…めっちゃ地元…祭りの音頭でテンション上がりましたwかっこですね分かります続き楽しみですw (2020年2月19日 0時) (
レス) id: 05e8a0451b (このIDを非表示/違反報告)
暇犬(プロフ) - mayuさん» こんばんわ、ちょっと気楽に公開するのが怖くなってパスワードつきの非公開にしてます。もしも読みたいのでしたら、私のTwitterの垢までお願いしますm(*_ _)m (2019年8月20日 1時) (レス) id: 19fb70c740 (このIDを非表示/違反報告)
mayu(プロフ) - はじめまして。一気読みしてしまうほど面白かったです。パスワード保護がかかっている作品も読みたいのですが、パスワードを教えていただいてもいいですか？ボードはなぜか開けなくて、(きっとそこに書いてあるのかなと思ってたんですが)よろしくお願いします。 (2019年8月20日 1時) (レス) id: dde69a697f (このIDを非表示/違反報告)
( ・ω・)@crew(プロフ) - 地方民に優しい(o´艸`) 犬派ちゃん実際に居ないのかな？（いたら一生推すのに…） 更新頑張って下さい！ (2018年8月31日 11時) (レス) id: e356b7a08c (このIDを非表示/違反報告)
Red(プロフ) - 老若にゃんにょ、て、犬派さんかわええ！てか…犬派さんが私の住んでるとこに来るかもしれない？！犬派さん地方民に優しすぎる〜(泣)誰が犬派さんは画面の中だけと言った！もうリアルに居るも同じじゃー!(ヤバイ人) (2018年8月26日 15時) (レス) id: 90b194bf6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暇犬
| 作成日時：2018年6月12日 13時
