都市伝説系歌い手５。【歌い手】

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ピコ『どーもぉ、時の人ピコたんよ！
出番空気なんて言わせないわ』←３０歳

莉犬『Aちゃーん！
今度遊びに行くね！て言うかこの都市歌女の子少なすぎ！！』←２６歳(御都合＋６歳)

詩人『ぴやっほゃー！しらす(°∀。)』←１０７歳()

クプラ『美しい･･･僕の愛用シャンプーは、ハーバルエッセンス。クプラでっす！』←２６歳

眞弥「ど、どこからともなくスピーカーで声だけ登場･･･！これが出番が無さすぎる人達の心の声･･････」←２７歳

神谷「いや、多分最後の２人は登場すらしてないよね･･･？
て言うかそもそも自由すぎでしょこの年齢表示システム･･･」←４３歳

A「ねえ、みー。
そう言えばボンフェスの現状？ってどうなってんの？」←２７歳




一応全員の年齢表示が終わった頃に、スマホを操作しながら眞弥が座ってたソファの隣の隙間に座って聞いてみた。
他のみんなはなんか知らないけど「俺らの方が付き合い長いし！」「好きになるのに時間とか関係ねえ！」「今度合同ライブとかするし！」「そんなん知ってるわ、クソ羨ましいわおめでとう！」みたいに言い合いを始めた。仲いいね。

･･･うおお、病院では全然スマホ触ってる暇無かったけど通知の量がデジャヴ･･･。




眞弥「え？あー･･･もう２ヶ月後だもんね。
多分、もうそろそろ当日のタイムスケジュールとかが送られてくる頃じゃないかしら」

A「そっか」

眞弥「･･･ボンフェスも大事だけどさ。
その･･･私を線路に突き落としてあんたに大怪我負わせて入院させた犯人、まだ捕まってないから･･･」

A「あー、それ。
それなら今週中にケリつけるから大丈夫」

眞弥「･･･へ？」




スマホで、久々にあの人と連絡を取る。

私が電車に轢かれたあの直前、一瞬チラッと見えた情報をＤＭで伝える。




A「･･･これでよし、と。
まあ、私に任せといてよ」

眞弥「･･･あんたって、本当イケメンね･･･」

A「お褒めに預かり光栄。
さて･･･うらたーん、歌みたのパート分けしよー？」




連絡を済ませて、私はうらたんに声をかけた。

うん、なんでみんな戦闘準備してんの。バトル始まんの？()

私が声をかけた事によって、うらたんがこっちを振り向く。うわあ、すっごい嬉しそう。




A「てかその前に、何歌うか決まってる？」

うらた「うん、決まってる･･･んだけど･･･」




何やら私と眞弥に目配せするうらたん。

･･･ふむ？

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