都市伝説系歌い手４。【歌い手】

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ぽてぽてと裸足で廊下を歩く。

寝てたんだけどトイレ行ってきた。

くぅ･･･調子こいて芋の子汁(※芋煮の事だよ！ベースは醤油だよ！！)４杯食べたからかな･･･、食べ過ぎで酔った(((




A「ふへぇ、･･･明日は軽めにしよ･･･。
･･･ん？」




いつも(って言っても東京に上京して２年しか経ってないけど)里帰りして寝室にしてる部屋に戻ってる道中。

客間から何やら声が。
あ、ちなみにそれぞれ別の客間で寝てる。客間満室()


･･･この部屋は、確かるすが寝てるはず。




A「るすー？
どしたー？」

luz『っ･･･ぅ･･････、･･･ぁ･･･』

A「･･･？？
入るよー」

がら


布団inるす。

なんかあからさまに寝苦しそう。
･･･もしかして、嫌な夢とか悪夢見て魘(うな)されてる？


･･･よし()

私は寝苦しそうに寝てるるすの鼻をつまんだ。




luz「っ･･････、･･･ふ･･･！？」

A「お。起きた」

luz「、ぁ･･････A･･･さ･･･？」

A「うん、Aさんだよ犬派さんだよー。
なんか魘されてたから起こしちゃった」




効果てきめん。
うん、やっぱ寝てる人を手っ取り早く起こしたいならこれだよね。(※個人差もあるからあんまり試さないでね！！)


目が覚めたるすは、みるみる泣きそうな表情になっていく。
そして、


ぐい･･･っ

A「ぉ、わっ」

luz「っ･･･」




おもむろに私に抱き着いてきた。
うおぉいどうした()




luz「･･･ここに、居るよね･･･？」

A「ん？」

luz「Aさん･･･ちゃんと、ここに居るんよね･･･？」

A「･･････どしたのさ。
私が消えたりﾀﾋんだり殺される夢でも見た？」

luz「･････････、っ･･･」

A「え、図星？」

luz「Aさんに･･･手を伸ばしても、届かんくて･･････でも、Aさん笑ってて･･････っ。
･･･っAさん、消え･･･ちゃって･･･」

A「消えかけてるのに笑ってたとか私怖いな･･･()」




ぎゅう、と私を強く抱きしめるるす。




A「るすってさ、お姉ちゃんとかお兄ちゃん居るの？」

luz「･･････居らん」

A「お父さんとお母さんは？」

luz「･･･僕が子供の時に離婚した。
父さんは知らんけど･･･僕は母さんに引き取られて、けど数年前に病気で･･･居なくなっ、て･･･」




今にも泣き出しそうなるす。
･･･やれやれ。

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