都市伝説系歌い手２。【歌い手】

｛８７｝ ページ39

眞弥「かんぱーーーい！！！！」




と。
眞弥が高らかに乾杯宣言をして速くも１時間が経った。
あの後、結局コミケに来ていた歌い手さんがほぼ集合していた。
浦島坂田船にAfter the Rain、luzに天月くん･･･そしてくーちゃん。なんだこのカオス()


･･･いやいや、まだ夕方６時前だよ？
なのに、なんでもう酔いつぶれてる人が数人出てきてるの()

私？私は部屋の隅でひたすら気配を消している。
･･･いや、だってさかたんが速攻潰されてたから二の舞にはなりたくない()
･･･あっ、今くーちゃん潰された。これほぼ潰れたけど帰り大丈夫かな･･･。




A「よくぽんぽん飲めるよねみんな･･･」

luz「･･･あれ、わんこさんお酒飲んでへんねぇ？」

志麻「おー？
ほんまや、ジュースやんそれ」




めんどくさい二人に捕まった･･･！！()

いやるすはめんどくさくないけど･･･。
え、確かまーしぃって･･･ツブヤキとかでよく酔っ払ってツイートしてる事とかあるよね。




A「あー･･･お酒はちょっと、」

luz「飲もうやぁ〜。
美味しいよ？飲むと、ふわふわーってなって気持ちよくなれるよぉ？」

A「気持ちよくなるつもりもふわふわーってなるつもりも無いから･･･。
ほら、私の事は気にしないでいいから。ね？」

luz「えー･･･いやぁや、俺わんこさんと飲みたい〜」

A「(うあああめんどくさい･･･なんかるすの一人称俺になってるし！)
いや、あのね？
私はお酒苦手だから･･･和希さんとかと飲んで来なよ」

志麻「･･･俺らからの酒、飲めへん上に他の男の名前出すん？」


ピリ･･･


･･･ん？
え、何この空気。

なんか･･･まーしぃ、目に光が･･･。
るすも笑顔なんだけど･･･。
･･･え、なんか変なスイッチONになった？




luz「、ふふ･･･。
ヒドいわあ･･･すぐ前に、俺ら居てるのに･･･他の男の名前呼ぶなんて･･･」

A「･･･二人とも、飲み過ぎたんだね。
酔いを冷ました方いいよ、私水貰って･･･[がしっ]･･････るす？」

luz「･･･んー？」

A「なんで腕掴んでるのかな？
これじゃ私が立てないんだけど」

志麻「まだ勃ってないのが心配なら大丈夫やで。これから、勃たせたるから･･･な？」


さわ･･･


まーしぃが、あぐらをかいて座ってた私の脚を妖しく撫で始める。
そして二人とも私との距離を詰め始めたではないか。

おぉっとぉ･･･なんかいよいよ面倒臭くなってきたぞ？

｛８８｝→←｛８６｝

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す