Ｎetlore_Ｖocalist.

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A「なんでって言われても･･･。
逆になんで眞弥がそんなキレてんの？」

眞弥「ガチギレもするわよ！！
こちとらうちの大事な相方･･･いやなんか物足りないわね、言うなれば･･･愛方？そう、愛方に喧嘩売られてるようなもんなのよ！？」

A「私喧嘩負け無しだけど」

眞弥「そうだったコイツ物理的にも精神的にも喧嘩無敗だった()」




伊達に高校生の時に校舎に不法侵入して来た不審者に上段廻し蹴り一発K.O.させて逮捕に協力したり、同じく高校の時の上級生から陰湿ないじめに遭ってたけど生温くていじめし返したら弟子入りされて舎弟ゲットしてた私じゃない()
おっと、これはまた後の機会に((




眞弥「それにしても･･･こんなに早く、わかりやすいアンチができるなんて思ってなかったわ」

A「まあまあ、私本人が気にしてないんだから。ね？」

眞弥「･･････くっ、これが煽り耐性の余裕ってやつなのね」




なんでか知らないけど私の方を目を細めて見る眞弥。

･･･んー、なんだろ。
あ。




A「そろそろ神斬ろっかな」

眞弥「ゴッドスレイヤー()」

A「あ、間違えた。
前髪･･･てかずっと髪伸ばしっぱなしだった」

眞弥「えー、別にそのままでいいんじゃない？」

A「やだ。切りたいー。
もさもさする」

眞弥「もさもさて･･･()
んー、そうね･･･あっ！
それなら歌い手御用達の美容室行ってみない？」

A「んー、別にどこでもいいよ」

眞弥「決まりね！
んーと、ホムペから予約･･･っと」




スマホを操作する眞弥。
んー、便利な世の中だなあ。スマホひとつであれやこれやほぼ出来ちゃうのか。


少し伸びた前髪をいじりながら、眞弥の作業を待った。




眞弥「今日の１０時から空いてるみたい」

A「時間ギリやん」

眞弥「間に合う間に合う！
ほら、出掛ける準備するわよー」




で、あれやこれやと身支度を整えて私は眞弥の言う歌い手御用達の美容室RISELとやらに向かった。
眞弥って相変わらず有限即実行だよね。

移動は電車。
相変わらず慣れない。
その電車の中とか徒歩で移動する時にすれ違いざまに目が合った男女多数に頬を染められた。
んー･･･？まあ、陽射しあったかいからなあ。




眞弥「･･･これ、ある意味逆効果じゃ･･･」

A「ん？」

眞弥「あんたって色んな意味で怖いわよね」

A「？？？」

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