Ｎetlore_Ｖocalist.

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そして来たる翌日。


眞弥が(○н○;)って顔して見るからに緊張しながらリビングをウロウロしてる。出産の手術終わるのを待ってる夫みたい()




眞弥「う、あああ･･･本当に来るのよね･･･あの３人が･･･！」

A「そんな絵に描いたようにド緊張しなくても･･･」

眞弥「いや歌い手リスナーにとっては大手もいいとこだかんな！？」

A「って言われてもね･･･」

眞弥「あんた的に言うなら、有名男性声優さんがここにくるみたいなもんよ」

A「察した()」




それは確かに緊張する。

そんな感じで(どんなだ)駄弁ってるとピンポーンとインターホンが鳴った。
その途端眞弥がビクーッ！と身体を硬直させて飛び跳ねた。･･･いきなりキュウリの存在に気づいた猫か()




A「お、来たかな」

眞弥「あ、あばばばば･･･！」

A「んじゃ、出迎えよろしく」

眞弥「にﾞゃっ！？！？
な、ななななんで私･･･！？」

A「だって私歌い手さんの素顔誰一人として知らないもん」

眞弥「そうだった･･･！
く･･･っ、眞弥･･･いきまーーーーッす！！」




やかましい()

まじ騒音･･･一応この家、普通の家より防音対策は施されてるらしいけど･･･最近眞弥の騒音レベルが限界突破してきてる気がする()


と、そうこうしてる内にガチャ･･･とリビングのドアが開いた。そしてカクカクした笑顔の眞弥が入ってくる。どうした()

その後ろから、顔面偏差値のやけに高い男性３人が入ってきた。




眞弥「･･･つ、連れて･･･キタヨ･･･」

A「(呪われた館の人形みたい･･･())
どうもー。とりあえず、ソファ座ってください」




男性３人にテーブルを挟んで向かいのソファに座ってもらった。

ブリキの人形みたいに、ギギ･･･とぎこちなく歩いて私の隣に座る眞弥氏。




A「いやー、草」

眞弥「、ぅ･･･うっさい」

A「はいはーい。･･･さて。
はじめまして、新米歌い手の犬派です」

nqrse「nqrseでーす」

まふ「僕はまふまふって言います」

「･･･、･･･」




･･･おや？

消去法でいくなら、残りはそらるって人だよね。
そう言えばさっきからずっとうつむいてて、なにやら様子がおかしいぞ？
きょとんとしながら名乗らない残る一人を見ていると、ちらっと私の方を見て一瞬目が合ったかと思えばぽぽぽ･･･！と顔を赤くさせた。えっ()

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