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リビングに通してソファに座ってもらった。
私の隣にはくぅちゃん、テーブルを挟んだ向かい側にまふてるとやらの顔が3つ。・・・やっぱりかわいい・・・ぎゅーってしたい。
と。
A「く、くぅちゃん・・・」
96猫「だーめ。
はっきゅんからどれだけ可愛くお願いされても、これは当然のお仕置きです」
志麻「・・・・・・あのー、ほんま・・・俺、何したん?・・・ですか?」
床に正座させられて膝の上に1,5Lのペットボトル飲料を2本乗せられてる志麻さん。
96猫「ほぉ・・・マジで覚えてねえってか・・・。
じゃあ目撃者Mさんから証言を聞こうか」
「なんかぁ紫の髪の人がぁ、黒い髪の女の子(可愛い)を玄関のドアに押さえ付けてたんですよぉ。それでよく見たらぁ、キスしててぇ・・・本当びっくりしましたぁ」(女声エフェクト)
「wwwwwま、まふくん・・・ww」
「お前・・・96猫より女声出すなよ・・・」
96猫「そらるん、わしも思ったけど言わないで()」
志麻「・・・・・・え?
は?・・・俺が・・・・・・黒白くんに、キス・・・・・・してた・・・?」
「してたよー。
ガッツリ」
なんか・・・聞いてるこっちが恥ずかしくなって、クッションに顔を埋めた。
志麻「わー・・・ほんま、みたいやな。
・・・・・・すみませんでした・・・っ!」
ゴツ、
A「・・・!
ぇ。ぁ。いや。その、ぅ・・・か、顔を上げてくだ、さい・・・!」
96猫「遠慮も躊躇もしなくていいよはっきゅん。顔面にワンパンとか目潰しとかやりたいなら思いっきり!」
A「くぅちゃんってば・・・!
だ、だからそう言うのは・・・やめよ?」(首コテ)
「・・・・・・!
(う・・・っうわああああああああ・・・!なんだこれなんだこれ!なんなのこの可愛い生き物・・・!まふてるが・・・天使の輪っかと羽をパタパタさせてるまふてるが見える・・・!!!)」
「(結婚しよ())」
「・・・つか、なんで志麻は黒白さんの家の前でぶっ倒れてたんだ?」
そうだ。
見た感じ具合悪いとかお腹すいて倒れたんじゃなさそうだし・・・。
志麻「んー、それがよく解らん・・・。
96ちゃん家に、一緒にゲームせんかって歩いて向かってて・・・そんで、えっと・・・あ、あれや。
その途中で昨日坂田に貰ったチョコを食ったんやった」
そう言ってポケットからチョコの包装紙を取り出す志麻さん。
チョコ・・・食べただけで、倒れるかなあ。
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羽唄(プロフ) - 更新待ってます。 (2020年7月26日 14時) (レス) id: 70668bde97 (このIDを非表示/違反報告)
のん - 続けてすいません。m(__)m 気になっていたのですが、27話に登場した犬派って、あのネットで騒がれてる都市伝説な、あの犬派さんですか!?だとしたら、ぬーさんと黒白ちゃんの関係を、もう少し詳しく教えてほしいです!間違えてたら、すみません・・・ (2018年11月28日 14時) (レス) id: e6cf85a077 (このIDを非表示/違反報告)
のん - はじめまして!この小説、大好きです!!!更新頑張って下さいね!応援してます! (2018年11月28日 14時) (レス) id: e6cf85a077 (このIDを非表示/違反報告)
アネモネ009 - 楽しんで読んでます!これからも更新頑張ってください!! (2018年8月20日 23時) (レス) id: 75d4b4369f (このIDを非表示/違反報告)
こん - 更新頑張ってください (2018年8月1日 16時) (レス) id: 44511884a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:暇犬 | 作成日時:2018年7月10日 2時