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日和「はあぁぁぁぁん!!!
マジ私の弟モデル体型!!」

結花「この制服できっと放課後とかになったら先輩男子生徒に空き教室に呼び出されて、壁ドンとかされて・・・ふふふっ」

A「・・・・・・はあ」(深い溜息)

千鶴「学校着いたら職員室に行きなさい。
理事長とか担任の先生に挨拶しっかりするのよ」

A「・・・解ったよ。
僕が居ない間、あんまり好き勝手しないようにね?」

3人「「は〜い」」




こいつら絶対解ってない()

制服に着替えた僕は、肩にユンを乗っけてスクバを持って玄関を開けた。




A「それじゃ、行ってきます。
・・・ユン、テレポート」

ユニ「にゅにゅ・・・!」




母さんから渡されたパンフレットの住所に、テレポートする。


淡い薄緑色の光に僕の身体が包まれて目を閉じて3秒。
目を開ければそこは見知らぬ場所だった。

・・・ここが人間界とポケモン界の中間か。
かなり遠くには火山っぽいのとか雪山とか、果てには海とか森が見える。飛んでるのは・・・鳥ポケモンかな。




A「・・・まずは職員室、だったっけ」




パンフレットに描いてるマップを見ながら、校門を抜けた。

・・・本当に広いな。
校門から校舎の入口まで・・・1kmくらいあるんじゃないか?


現在時刻は朝8時。
登校してる生徒が見えないから、きっと朝礼でもしてるのかな。



所々に生えてる街路樹・・・って言うか木には木の実が色々成ってる。
オレンの実、クラボの実・・・タポルの実まである。ポケモンの事も思って植樹したのかな。


・・・もしかして、馬鹿みたいに広い校舎で敷地持ってるって事は・・・大型ポケモンをパートナーにしてる人の事も考えてるのか?




ユニ「ユニ・・・!」キラキラ)

A「ん?
・・・お、カイスの実まで成ってる・・・。
採っていいって言われたら、食べような?」

ユニ「ゆっ!」




頭の上でぽよんぽよんと跳ねるユン。
普通に可愛い案件()

そうこうしてる内に校舎にたどり着いて、職員室を目指した。


・・・ここだな。
コンコンとノックしてから中に入る。




A「・・・すみません、今日転校してくる手はずになってるAです」

「お!
いらっしゃい!」

「ノムッ!」




入ってすぐの所に置いてあるソファに座ってコーヒーを飲んでるマゼンタ色の髪をした美形。
・・・って、この声・・・。

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作者名:暇犬 | 作成日時:2018年3月7日 4時

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