｛２８｝side：そらる ページ29
そらる「くぁ･･･眠･･････」
月曜日。
俺はゴミ出しに外に出ていた。
幸いマンションのすぐ前にゴミ出し所がある。
にしても･･･くそ、寒いな･･･。
･･･そう言やそろそろバレンタインだな。
まあ彼女居ない俺には関係無いけど。テレビとか街中で「本命チョコ予約受付中！」とかよく聞いたり見たりするけど、その度に舌打ちしたくなる()
ガチャ
「、あー寒い･･･。
･･･あ。おはようございます」
そらる「･･･、おはようございます」
お隣さんだ。
･･･あー、地区がなんやかんやあって()今週からここら一帯が一緒のゴミ出し所に出す事になったんだっけ。
･･････何気にかなり久々に会ったかも。
「寒いですねー･･･こほ、」
そらる「寒波到来とか言ってますからね･･･風邪ですか？」
「あ、いや風邪とかじゃなくて･･･昨日喉をちょっと
そらる「喉･･･。
カラオケですか？」
「まあ、そんな感じですね。
歌うの楽しくて、ついつい張り切っちゃって」
そらる「あー、解ります。
声、綺麗ですよね」
「はは、ありがとうございます」
持っていたゴミ袋をゴミ出し所に置いて、お隣さんは家に帰って行った。
スラッとしててかっこいい人だな･･･声も俺みたいに気だるげじゃなくて綺麗だし。
･････････ん？
そう言やどっかで聞いた声だよな。
そらる「(･･････あれ、ちょっと待て･･･。
･･･え、本当待って･･････。
どっか･･･って、待って･･･！！)」
スーッと眠気が一気に覚めた。
まさか。
いや、でも･･･。
俺はゴミを出してすぐにマンションの自分の部屋に戻った。
バタン！
ソファに置きっぱなしにしてたスマホを手に取って、急いでツブヤキを開いた。
そして犬派さんの自己紹介動画を流す。
その声を聞いて、俺は固まった。
そらる「･････････嘘、だろ･･････」
ガチャ
まふ「そらるさ〜ん･･･ゴミ出しで疲れたのでなんかご飯作ってくださ〜い･･･ふあぁ」
そらる「･･････」
まふ「･･･そらるさん？」
いつもながらにインターホンも押さずに俺の部屋に入ってくるまふ。
何も反応しない俺を不思議に思って、まふが俺の方をぽんぽんと叩く。
そらる「･･･まふ」
まふ「はい？」
そらる「･･･どうやら世界は思ったよりも狭いらしい」
まふ「･･･はぁ？」
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れい - おもしろいっ...！まだ21までしか読んでないですけどあらきさんとか期待してるっ(コソッ (2018年8月20日 11時) (
レス) id: 771565bf4e (このIDを非表示/違反報告)
エノちゃん - おもしろいですね！(´∀｀*)読むのがたのしいです！(*´∀｀*)尸"ｶﾞﾝﾊﾞﾚｰ (2018年2月26日 19時) (レス) id: a4c44b8e0b (このIDを非表示/違反報告)
暇犬(プロフ) - Aoさん» ありがとうございます！(*^^*) (2018年2月18日 10時) (レス) id: 1b14e57a26 (このIDを非表示/違反報告)
Ao - 面白すぎッスよ！！更新待ってますね！頑張ってください！ (2018年2月18日 5時) (レス) id: c6819d9008 (このIDを非表示/違反報告)
暇犬(プロフ) - 光希さん» はい、頑張りますっ！ (2018年2月16日 22時) (レス) id: 1b14e57a26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暇犬
| 作成日時：2018年2月13日 1時
