【呪術廻戦】さよならを告げる【男主】【五条悟】

6.任務の朝 ページ8

Aside

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ、ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

と、アラームの音に起こされるベッドサイドに置かれているデジタル時計のアラームを止めようと手を伸ばす、がしかし俺に思い切り抱きついている悟のせいで時計まで手が届かない。
というか、なんでこんなことになっているんだろう…
とりあえず悟を起こす。

『悟、起きて…、重い』

「ん、ん〜、後ちょっと……」

こうなると悟は一筋縄じゃ起きない。
しょうがない、あれを使うか

『んッ、あ…ｯ、ん、んぅ、…さ、とる……や、めｯ///』

「！？A！？」

『あ、起きた』

「あ、起きた、じゃないよ！なにしてんの！」

『起こしてんの〜』

なんて言いながらずっと鳴りっぱなしだったアラームを止めベッドから出る
そう、今日は久々の任務！
張り切っていかないと！
まぁ3級案件だからすぐ終わるだろうけど
と、クローゼットを開け動きやすいスウェットとジーンズパンツを引っ張り出して着替える。
いつものオーバーサイズの洋服ではなく今日は身長にあった服を着る。大きめのサイズになれると少し違和感があるけど。
任務の日は動きやすさを重視して着る
確か10時30分からだったはず、今何時だろ…
7時か……あれ、確か悟7時30分から任務あるって言ってなかったっけ、俺も強制連行で。
やばい、支度させないと、と思って悟の方に視線を送ると彼は二度寝の真っ最中、しばらく起きそうにない。
……仕方ない、俺が代わりに行こう。
たしか1級呪霊だったはず、俺でも勝てる。大丈夫だ。
そう自分に言い聞かせ書き置きを残してマンションの外で待っていた伊地知さんの車に乗り込んだ。

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