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16.再会 ページ18

Aside

『五条…悟』

まさかここで会うなんて。
え?というかここ仙台だぞ?なんでここにいるんだ?
しかも、なんか持ってるし…
どう喜久福とかそこらだろ。あぁ、凜さんの手土産に喜久福買って帰るか…

「A、なんでここにいるの」

『任務。それ以上でもそれ以下でもない』

「まぁいいや、とりあえず高専に来て。話したい事が『俺は帰らない。』…は?」

『もう俺は帰れない。悟が何をしようと俺にはもう関係ない』

関わらないでくれ、と呟き横を通り過ぎようとすると悟にあの時と同じように手首を掴まれる。

「この手で何人やったの…」

!そうだった、悟には六眼がある。あの目で見られたら…!

『悟にはわかんねぇだろ、ほっとけよ…』

その瞬間さらに強く握られ手首がすこし変な方向に曲げられるのが分かった。
少し顔をゆがめるが悟はお構いなしにまだ俺の手首を握っている。

「答えろ…」

いつもより低い声、先ほどよりも怒気を含んでいる。
俺はおずおずと口を開き目線をそらしながら

『300、それ以上は忘れた…』

家系を丸々つぶすことなんてざらにあったためおそらく450あたりが妥当なところだろう。
ちらりと悟のほうを見ると誰かに電話をかけているようだった。
今なら逃げれるかも、そう思い走りだそうとすると思い切り横腹をけられ、足を引っかけ倒される。
そして足首から嫌な音が鳴り言葉にならない痛みが走る

『……ッ!!』

もう逃がさないといわんばかりに俺を冷たく見下ろす。
俺は観念しておとなしくしていると。

「高専に帰るよ」

そう言って俺の額にとん、と指をあてる。
まずい!と思った時には遅く。俺の意識は既に暗闇の中へ落ちていった。

________
悟side

気絶したAを姫抱きにし、優しく髪を梳く。目の周りには隈がひどくとても疲れているのがすぐにわかった。

『ごめんねA。今、助けてあげるから』

そう呟き、俺は杉沢第三高校へっ向かった。

17.告白→←15.仕事



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2006.yuna.0215@gmail.com(プロフ) - 傑と呪霊くんの話できればめっちゃ見たいです…!話の展開とても面白かったです! これからも応援してます! (2021年4月27日 0時) (レス) id: ef870bb2d1 (このIDを非表示/違反報告)
じんべーざめ - 異端さん» ありがとうございます!もっと更新ペースを上げられよう頑張ります! (2021年4月2日 18時) (レス) id: 9453f9490a (このIDを非表示/違反報告)
異端(プロフ) - 更新いつも楽しみにしています!!頑張ってください! (2021年4月2日 15時) (レス) id: 22d2735c29 (このIDを非表示/違反報告)
じんべーざめ - 雪マカロンさん» ありがとうございます!頑張ります! (2021年3月2日 21時) (レス) id: 303ca42184 (このIDを非表示/違反報告)
雪マカロン - 面白いです!更新頑張ってください! (2021年3月1日 22時) (レス) id: c9091179e7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:じんべーざめ | 作成日時:2021年2月18日 18時

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