12話 ページ12
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『それではこれで、きょうの業務を終わらせていただきますね』
na「おつかれ、また明日もよろしく」
『はい、ではおやすみなさいませ』
Nakamu様の部屋を出て、私はある場所へと向かう。
毎日のように日課だ。
『……いた！』
裏庭の森の中に入る手前の方、子猫の集まりが居る。
たまに親猫もいるのをみかけるが、親子共に人懐っこい。
『…ごめんねぇ、部屋の中で飼えたら飼ってたけど…』
こんな寒い夜に子猫を残しておくのは心が辛かった。
『……んへ、かわいー……』
手を差し出すと頭を擦り寄せて来る。
「…あれ？Aちゃん？」
『へ、……Broooock様？』
声をかけられ、振り向くと猫缶を持ったBroooock様が
br「いつからここにいるのー？」
『私は…最近です。Nakamu様の専属として働くってなるちょっと前ですね』
br「へぇ〜すごい。僕は本当昨日」
お昼の間にね、と言い猫に餌をあげていた。
『猫、お好きなんですか？』
br「うん、好きだよ〜。Aちゃんも？」
『はい、大好きです。』
子猫を見つめる。
白色の毛をした子猫や黒色の毛をした子猫、灰色の毛の子猫。
全ての毛の色が綺麗で、でも他とは違う。
br「…ふ、Aちゃんってやっぱ美人さんだね〜」
『はい？……ありがとうございます。』
眠そうな声でBroooock様は続けた
br「僕ねぇ、専属メイドとか処理用しか居ないの、媚び売ってきたやつ。
まぁ顔はそこそこいいんだけどさぁ…スタイルがあんまり好みじゃない子とか。
だからねぇ、Aちゃんは凄いよね、スタイル良いし顔も綺麗で」
するとBroooock様は私の腰に腕を回してグッと近づけた
br「ね、一夜だけ僕にくれない？」
キスをされそうなくらいすごく近い。ものすごく。
『……ダメでーす。』
br「…ふへ、そうだよねぇ。Aちゃんみたいに欲しい子ってなかなか手に入らないの。
もしもNakamuの前に、僕が専属に誘ってたらなってくれてた？」
『……まぁ、お世話の方ならなってたかもしれないですね。』
br「…そっかぁ、遅かったかぁ……」
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- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
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黒灰白有無％(プロフ) - 「何かと…」の頃から読ませて頂いていて、この作品も当初から追い掛けさせて頂いていたのですが,とても面白くてめちゃくちゃ可愛くて大好きな作品の一つとなっています！！また読み返しにきます！これからもずっと応援しております (8月10日 9時) (
レス) @page19 id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
クレシェンド・アカルア(プロフ) - コメント失礼します．前回の作品に続いて見ています！ぅゅさんの作る作品が好きです！更新頑張って下さい！ (2022年2月23日 20時) (レス) @page16 id: 3fd25f11e0 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶＠まっちゃん(プロフ) - コメント失礼します。あなた様の作る作品がこの作品に限らず好きで、前から見てました。今回は勇気を出してコメントしました。応援しています！無理をしない範囲で頑張ってください！ほんといつも神作、良作をありがとうございます、これからも頑張ってください！ (2022年2月19日 18時) (レス) id: 38b4e77aba (このIDを非表示/違反報告)
mahoratami-WT(プロフ) - パンダさんかぁわいい！！ 好こ(〃°ч°〃)これからも無理せずコロナに気を付けて頑張って下さい！ (2022年2月9日 22時) (レス) @page4 id: 87c639ac9e (このIDを非表示/違反報告)
霰桜猫姉 - リクエスト回収ありがとうございます！！これからも応援しております。 (2022年2月9日 19時) (レス) id: 0e490906c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぅゅ | 作成日時：2022年2月9日 5時
