56話 ページ9
チャイムが鳴った。
玄関を開けてみると、沖田と九兵衛だった。
私は二人を中にいれ、ダイニングのソファに座るようにいう。
意を決して私が泣いた理由を話し始めた。
・
「クラスでも…悪い意味で目立ってるやつなんかに目ェつけられて…私が何したっていうの…?」
保健室でやっているところにばったり会ってはしまったが、声だけで顔は見られていない。声だけで私とわかるわけがない。
九「…僕には、心当たりはあるぞ?」
沖「あァ。俺もでィ」
「え?」
うつむきがちだった顔を持ち上げ、二人を見る。
九「Aはファンクラブができるほどのルックスなんだ。そんなレベルの高いAなんだ。高杉が目をつけてもおかしくない」
「え…顔のせい!?」
面喰らってしまった。顔のせいで目つけられるっておかしいよね?
と、いうことは。
「私…本当に何もしてないじゃんか…」
沖「黒川、高杉のルックスってどう思う?」
「……が、眼帯キャラやめてほしいなーって」
沖「やっぱりか…アイツ、顔はいいんでィ。だから女子からの人気も高けェ。」
「…目、つけられた私を恨んで…いじめに……や……………やだ…………やだ…」
あの悪夢が蘇る。悔しいぐらい鮮明に。
今度はもっと酷いかもしれない。自 殺するかもしれない。
「う…うぁ……ああ…」
震えが止まらない。この幸せな時間を壊したくない。
沖「黒川…」
沖田が私の頭に手を置き、こういった。
沖「俺たちは、裏切らねェ。」
「………」
沖田の言葉が心の突き刺さる。何も言えない。二人のことは信じたい。
だけれども…恐くて信じれない。
どうしてよ…
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革ベルト
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激辛せんべい - 私も、腐女子なんですヨ!BLいいですよね! (2015年1月24日 20時) (レス) id: 9cd4716e94 (このIDを非表示/違反報告)
ナギ - 夢主が自分と似すぎているぉw (2014年1月26日 2時) (携帯から) (レス) id: 9b4a58c9aa (このIDを非表示/違反報告)
琴乃 - すごーーーく!!共感します…!! \(^_^)/ 私も目線合わせゲーム的なの、よくやられましたから………(..) (2014年1月2日 22時) (レス) id: 582e5b4375 (このIDを非表示/違反報告)
咲 - 頑張って下さい! (2013年12月18日 17時) (レス) id: 1fbe6b17f4 (このIDを非表示/違反報告)
みゅう@総悟は俺の嫁(///ω///ゝエヘへ(プロフ) - 基本的、明るい腐女子だから、程遠かったけど、気持ちはよく分かったような気がする(主人公ちゃんの)主人公ちゃんがんばれっ!続編おめでとうです!作者さんも頑張れですっ! (2013年12月6日 18時) (レス) id: 4025a406be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:riru | 作成日時:2013年11月30日 22時