【銀魂】私はコミュ障超絶インドア二次オタボーイッシュ、それから((沖「長げェ。」3

64話 ページ17

五か月、俺は少年院にいた。




出てきた後二人で同じ高校を受験。






Aはトップで合格し進学クラスに、俺は普通クラスに入った。




高校を合格したのはよかったけど、Aが外に出てくれた。



久しぶりのAは少しやせていて健康そうな感じではなかった。






入学式の後、俺とAは一緒に帰っていた。




「ねぇ神威…私……また…」



威「うん、ゆっくりでいい」






「…………いじめられる…」







酷く弱々しい声。俺はAとクラスが違う。だからAを守ることができない。



こんなに強いのに。それなのに俺は好きな女一人護れないのか。




Aはまた引きこもった。






一か月後、俺はAがもう既に引っ越していたことを突如として知らされた。






俺は家を出ることにした。グレていた時代とは違う、ここにはもう帰ってこない。








バイトを三つ掛け持ち、お金を貯めた後で家を出た。




Aの親に聞いた住所を頼りに。




親に助けてもらいながら家を探したけど、見つかるまでAの家に泊まることにした。







半年ぶりに見たAはボロボロで虚ろな目をしたものじゃなくてすごく元気になっていた。



栗毛の男とポニーテールの眼帯をした女。

すごく楽しそうで。





嬉しくて仕方なかった。






あの二人がAを元気にしてくれたのかな…





そう思いながら銀魂高校の門をくぐった。

65話→←63話

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す