【銀魂】私はコミュ障超絶インドア二次オタボーイッシュ、それから((沖「長げェ。」3

48話 ページ1

高「なんで黒川は俺のことそんなに嫌うんだ…」



「あんたは私にとって存在するだけでイベントになるから。私は…私には人生にイベントなんていらない。」



高「教室で会ったとき 無気力かと思えばアイツらと話してるとそんな事ァなかった。そして俺と喋るとまた無気力になる。……ククッ…本当面白れーな、お前は」




のどを鳴らして笑う高杉は私の苦手とするタイプだ。クラスで目立っているタイプ。




「テメーなんてアルコール中毒でブッ倒れたらいいのに」



本当にアル中でブッ倒れて死にかけたヤンキーが中学時代にいた。


高「それはお前の嫌いなイベントじゃねェのか?」


「存在がイベントの人が死んでくれればこんなに嬉しいことはない。」



毎日が白波立つことなくただ同じような日々を過ごせればいい。





学校に行って、







授業を受け、







友達と部活をやり、







家に帰る。









私はこれだけで十分だ。これ以上は何も求めやしない。








避けられて、







遊びに使われて







監視されて







髪を切っただけで笑われて







学校に行くのが嫌になって







登校拒否になって引きこもって







何度も親に引きずり出されても引きこもって







平面の世界に逃げて









発狂した。









あんな日々を体験した私にとって平穏な日々がどれだけ幸せなものなのかよく分かる。




分かる人なんてそうそういるもんじゃない。






この日々をつまらないと思う人がイベントを欲する。






だったら一度人生のどん底に落ちてみろよ。









この『つまらない』日々がどれだけ恵まれているのかよく分かるから。

49話→

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す