短編:「おいで」 @鈴様リク ページ21
〜コゲ犬視点〜
「(人2)−、何見てんの?」
さっきから俺のことは知らんぷり。
ずっとスルーしてパソコンの画面を見てる。
彼氏なんだから、もうすこしかまってくれたっていいじゃん・・・(泣←
「ほほぅ・・・!」
急に彼女はそういうと、笑顔でパソコンから離れて床に座り、
ベッドの端で小さくなってる俺に両手をおもいきり広げてみせて。
「コゲー、おーいでっ!」
「・・・・・・・!!!!?////」
ちょ、何アレ可愛い。
そんな可愛い笑顔で言われたら行くしかないでしょ。
ぽふ、と彼女の肩に顔をうずめた。
「もー・・・何ソレ反則ー・・・////」
「え、頑張ったんですけど・・・・今のすべったらどうしようかと思いましたww」
確かに、耳赤いなぁ、と思いながら笑ってみせた。
やはり想像通り「このバカ犬!」と言いながらすりぬけてしまう。
(あー、結構気持ちよかったのに・・・)
「ていうかなんでいいきなり?」
ついさっきまでパソコンしてたんじゃ・・・
“ほほぅ”
うん、アレなんか絶対サイトで見つけたよね。
そう思ってパソコンを覗こうと立つと。
「・・・・・・はぃ?」
なんと開いていたサイト名。
“わんちゃんのなつかせ方”←
「俺、なついてない?」
「ぇ、自覚ない?僕話してる時いつの間にか寝てるんだけど」←
「スイマセンデシタ」
そういや、最近深夜に起きてはネット・・・っていう不規則な生活を・・・
「最近、ぜんぜんかまってくれないし・・・」
むす、とふくれる彼女。
「ぷっ」
「何」
「(人2)のがかまってちゃんじゃんww」
(人2)は猫ちゃんだねー、と頭を撫でてやると赤くなって、
また目をふせて気持ちよさそうにしている。
猫にそっくり、と内心わらいつつも彼女の頭を撫でる。
(犬と猫が仲わるいなんて・・・誰が言ったんだろうな?)
ぱ、と手を離して、少し遠のく。
「え、ちょ、コゲさん?」
あわてふためる(人2)ちゃん。
それを笑いながら、俺は両手を広げた。
「おいで、(人2)ちゃん」
ぽすん
「ホンットバカ犬ですよね・・・犬のくせに////」
「そのバカ犬のところに来る(人2)は?」
「・・・るっさいですね!ばーか!////」
そんな、春の今日この頃。
46、「あ、灯油切れた・・・入れ替えなきゃ」←→←45、久々に戻ってきた本編((なので新しく歌い手様を・・・
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ぱーかー(プロフ) - ひめさん» おおおお!!!10日ちがいですね、(19日にかえてやろうかしら(( (2014年4月24日 21時) (レス) id: 10dd22b3fd (このIDを非表示/違反報告)
ひめ - 主s!この小説の設定では、誕生日3月9日じゃないですか(^^)d私誕生日3月19日なんですよーw (2014年4月24日 11時) (レス) id: 5bad54acd1 (このIDを非表示/違反報告)
こにゃた(プロフ) - ぱーかーさん» 咳しすぎて喉が・・・潰れ、な、いかもしれない← (2013年4月16日 4時) (レス) id: 4fd7aabe3c (このIDを非表示/違反報告)
ぱーかー(プロフ) - こにゃたさん» wwwwwwwww (2013年4月14日 12時) (レス) id: bf94a30a8e (このIDを非表示/違反報告)
こにゃた(プロフ) - 88888888888←(;・∀・)ヤメル (2013年4月14日 12時) (レス) id: 4fd7aabe3c (このIDを非表示/違反報告)
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