【銀魂】桜乱戦華～桜の舞うあの頃は～参 (ページ15)

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銀時「オイオイジーさん。マジヤベーって。認知症拗らせすぎだっつーの。言っただろ、ここには誰もそういう類いの知識持ってる奴いねぇんだぞ。俺らが直すっつったって、俺らだって何もできねぇ役立たずだぞ、ジーさんだって認知症患者だぞ」
源外「安心しろ。俺は認知症じゃねーし、知識も必要ねぇ、オメーら役立たずでも使い物にはならァ」
源外は不敵に笑った。
源外「銀の字、小僧、これを見てみろ」
と言うと、源外は奥へ向かい、布を被った機械(？)の前に立つ。
そして、その布をバッ、と取った。
源外「テレレレッテレー。『自分でデータの中に入ってデータを直接直せるんだマシン』」
新八「長ェーよ‼︎しかもまんまじゃねーか‼︎」
源外「説明しよう、この『自分でデータの中に入ってデータを直接直せるんだマシン』は、このベッドに、この『精神転送装置』を頭にかぶり寝てもらう。そうすると、アラフシギ‼︎装置に繋がっているこちらのゲームデータの中に入り込むことができる」
源外はドヤ顔で銀時達をみる。
銀時「本当にこんなんでゲームの世界に入れるのかァ…？大体、向こうへ行けたら俺たちどうすりゃいいんだよ。どうやってバグを直せばいいんだ」
源外「あぁ心配いらねーよ。どう考えてもこれはおかしいと思うところがあっあら…この『キャ○チャ・スタイ○ー』で対象物をぐるぐる囲め」
新八「ポ○モン○ンジャーじゃねーかァァァ‼︎うすうす感じてはいたけど、やっぱりポ○モン○ンジャーじゃねーかァァァ‼︎」
銀時「このマシンの名前のところからもう察してたけどな。しかもこのゲームド○クエなんだが、ポ○モン○ンジャーじゃねーんだが」
とりあえず銀時と新八は、源外から渡されたスタイ○ーを腕に装着した。
源外「よし、つけたな○ンジャー共。じゃあ早速そこのベッドに寝ろ」
銀時「いや…それはいいんだけどよ…」
すると、銀時は訝しげにそう言う。
源外「何だ、銀の字」
銀時「あのベッド…なんで一つしかねェんだ」
…銀時は引き気味にそう言った。
それもそのはずだ。その装置に取り付けられているそのベッドは、その…例の休息所でよく見るベッドに酷似しているのだから。