【銀魂】桜乱戦華～桜の舞うあの頃は～参 (ページ14)

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銀時「いいのか、今回男しかでねぇって。まだ文章だけだから、むささが伝わりにくいとはいえ、ヒロインがほぼでないってのはマズイだろ。銀さんはほぼ皆勤だぞ」
新八「そりゃ銀さんは主人公ですから、皆勤じゃないと逆にマズイでしょ。僕なんてまともに出たの二、四、八、九しかないですよ。僕の方がマズイですよ、一応準主人公なのに!」
銀時「いや新八、神楽の方がヒデェ。あいつは今回も出ないからお前より出てない。ヒロインなのに」
銀時と新八が出番談議をしていると、源外のいるからくり堂が見えてきた。
銀時「ほら見えたぞ。ジジイも出番欲しがってることだろ。『まさかこんな素人の書いた二次創作小説に出るなんて夢にも思わなかった』っていう、ドッキリを仕掛けに行こうじゃねーかよ」
そう言って、入っていく銀時の後ろから、新八は言った。
新八「銀さん、主旨が変わってます」

源外「無理だ」
源外が一言、言い放った。
はぁ？と言わんばかりの顔をする銀時と、唖然とする新八。
銀時「『無理』ってのは…認知症によって新たに生まれた新単語か？おいおいジーさん、ヤベーっておい。そろそろ介護が必要じゃねーかよ。俺がやってやろうか？」
源外「もし仮にそうだとしてもテメーにだけはやってもらいたくねぇな」
源外ははぁ、と一息つくと、話しはじめる。
源外「あんなぁ、テメーら俺をプログラマーかなんかと勘違いしてんじゃねーかァ？確かに俺ァカラクリに強ぇ。だがあくまでもカラクリ技師。そういう類いの知識はねぇ」
新八「そんな…じゃあ源外さんにも直すことはできないんですか？」
新八が心配そうに聞いた。すると。
源外「誰も直せねぇとは言ってねェぞ」
二人「「え？」」
源外のその一言に、二人は声を上げる。
銀時「直せんのか…？でもテメェさっき無理だって…」
源外「あぁ確かに言った。俺には直すこたァできねェよ。だが手伝いならできる。…まだわからねぇか。テメーらが直すんだよ」
二人「「…は？」」
またまた二人は唖然とした。