復讐を誓ったその日から

第24話 ページ25

大side


大「ただいま……」


橘さんを送ってからしばらくして、寮に着いた


翼「おかえりー！！大ちゃん！」


大「だから、大ちゃんはやめろ……」





毎日のように繰り返している会話に翼も俺もよく飽きないな、と思いつつ部屋に入る






里「おかえり、大」

大「ただいま」


よく見ると今日は俺が一番遅かったみたいだった

荷物を整理しながら、ふと頭に浮かんだことを口にしてみる


大「……そういえば、里津花と志季、今日橘さんに会ったんですか……？」


里「うん、会ったよ。もしかして、大も会ったの？」

大「あぁ」


志「あいつもSolidS運がいいな」


里「SolidS運って何……」





そんなたいした話でもない会話に食いついた男がいた


翼「えっ！？大Aちゃんに会ったの！？てか、志季と里津花も！？」


大「そうか、翼は会ってないって橘さん言ってたな」


超がつくほど橘さん好きな翼は、俺らにこれでもかと質問してくる

翼「いつ会ったの！？どこで会ったの！？何話したのー！？」


大「うるさい」


里「そんなに一気には答えられないよ。……ちょっと気になったんだけど、Aちゃんと翼っていつからそんなに仲いいの？」


翼「んー……ちょっと詳しくは言えないかな〜？Aちゃんと俺だけの秘密ってことで！」


里「秘密ってことは公言なんだね……」


翼「……まぁ、でも少しなら……。俺が仲良くなりたくて、たくさん話しかけたり、連絡先交換したり？いろいろ頑張りましたー」


大「翼がフレンドリーなのは有名だけど、女性、しかも一般人と仲良くなりたい、か…………」

なんとも珍しいこともあるんだな……


志「ま、スキャンダルだけには気を付けろよ、翼」


翼「わかってるよダーリン！俺ちゃんと周り気にするタイプ」


大「嘘だな」


その言葉が本当ならところ構わず騒いでる奴は誰なんだよ


翼「えぇー！？大ちゃんひどーい！！」


大「だから大ちゃんはやめろって……」



いつもと同じような、でも違うような……そんな会話をしながら夜がふけていった


　

　


　

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• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

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あずきいろ

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