捌 ページ10
Aside
鬼の頸を斬りさっきから感じてた視線の方を見る。
そこには他を這う炭治郎が居た。
見る限り苦戦はしたようだが無事にもう片方の鬼を斬れたようだ。
炭「(この人…俺達が苦戦してた鬼をあんなあっさり…強い。俺達より圧倒的に!)」
Aの強さに関心してた炭治郎だがすぐに次の感情が襲う。
炭「(…なら、この人がすぐ動けばもっと早く事態を収拾できたんじゃ…)」
炭治郎はどうして動かなかったのか聞こうとした。
しかし、それは出来なかった。
何故なら…
【Aのニオイ】が炭治郎の鼻についた。
炭「…っ‼……どうして……貴方から【人の血のニオイ】がするんですか…?」
鼻が効く炭治郎はAからする血のニオイを嗅ぎとった。
今まで炭治郎は鬼舞辻に遭遇し先程まで炭治郎にとってはだが手強い鬼と戦っていたのだ。
つまりAのニオイを嗅ぎとる程余裕は無かった。
『……どうしてか?それはどうしても知りたいですか?』
炭治郎は思わず竦む。
Aは人間でも【殺人鬼】かもしれない…
それ程の雰囲気と威圧感があった。
炭治郎は初めて“人”を恐いと感じた。
だけど、
炭「………教えて、下さい…」
『…ただの仕事、ですよ』
本格的な事は言えないが答えたA
炭「血に染まる事が仕事と言うんですか…⁉貴方は俺達がさっきの鬼に殺されそうだったのに見過ごしてたのはその仕事の所為ですか⁉非道の道を進んでる貴方には命の重さは分からないでしょう‼そうやって貴方はきっと救える命より仕事を取って平然と人を見殺しにするんだ…!」
『えぇ、そうですよ。私は誰の命よりも仕事を取ります。それが私です』
炭「このっ…!」
私に掴みかかろうとするが力の差を感じ拳を握る。
珠「炭治郎さん。この方は十二鬼月ではありません。十二鬼月は眼球に数字が刻まれています。この方にはない…」
『……えぇそうでしょうね。きっともう一方も十二鬼月ではないでしょう、…弱すぎました』
その後禰豆子を診に言った珠世さんについていく
炭治郎と珠世は何やら話をしている。
珠「…ところで、貴方はこの後いかがするおつもりですか?」
『私、ですか…?私はこの後行かなくていけない場所、やらなくてはいけない事があるので…』
そう、2人の事の報告、その前に政府の本部に向かわないと…
それに明日は…―――
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アンナ(プロフ) - 歯に優しいケーキさん» コメントありがとうございます!同じ表情!?まさかそこまで世界にのめり込んで頂いてるとは……作者冥利に付きます!嬉しい限りです!これからも頑張らせて頂きます! (2020年9月14日 22時) (レス) id: bc274ad562 (このIDを非表示/違反報告)
歯に優しいケーキ(プロフ) - とても面白いです!ついつい主人公と同じ表情をしたりしてしまうほど良い作品でした!頑張ってください! (2020年9月14日 21時) (レス) id: 4a10400b0a (このIDを非表示/違反報告)
アンナ(プロフ) - 黒ユリさん» コメントありがとうございます!か、神!?そこまで評価して頂きありがとうございます!嬉しみで溢れます!これからも頑張らせて頂きます! (2020年9月14日 20時) (レス) id: bc274ad562 (このIDを非表示/違反報告)
黒ユリ - 神作品ッッ!!この他の小説とは違う何とも言えない感じ好きです(←語彙力)更新頑張ってください! (2020年9月14日 20時) (レス) id: 09d9536e19 (このIDを非表示/違反報告)
アンナ(プロフ) - なー@鉛筆さん» コメントありがとうございます!気づいたら凄く順位が伸びててびっくり!コメントも来てて更にびっくり!しかも好きって言ってくださって…!嬉しいです!ここまで伸びるとモチベが上がりますね!更新頻度上げなくては…!頑張ります!コメントありがとうございました! (2020年9月14日 18時) (レス) id: bc274ad562 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アンナ | 作成日時:2020年3月5日 9時