【テニプリ】"必要"としてください。

く ページ10

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またまた視界が歪んだ

今度は何故か私が真ん中にいて……瑠花ちゃんを除くみんなが囲んでいた



今度はなんなの？





切原「先輩って………正直言って役ただずっすね」





突然の言葉に驚きを隠せない

面と向かって言われるなんて思いもしなかったからだ





丸井「Aって確かに仕事は出来るけどよ……結局は当たり前のことしかやってないだろぃ」



柳生「瑠花さんは当たり前のこと以上のことをやっておられるのに」



仁王「マネージャーは瑠花だけでよかったかのぉ」





やめてやめてやめてやめて

これ以上言わないでｯ



駄目な所があるなら直すから



倒れるくらいに仕事するから





捨てないでｯ

まだみんなといたいよｯ





桑原「俺、ちょっと瑠花の所に行ってくるわ」



切原「えっ！？ジャッカル先輩、抜け駆けっすか！？」



丸井「ジャッカルのくせに生意気だろぃ！！」



みんなして瑠花瑠花

私の名前なんてまるで知りませんって感じだ





お願いだから、私のことAって呼んで……？





真田「俺は貴様などこの立海テニス部には必要などない」



柳「弦一郎に賛同だ。お前はチームに必要ではない」





必要じゃない



ひつようじゃない



ヒツヨウじゃない………？




混乱している中、王者のトップに立つ男がゆっくりと口を動かした




幸村「君の居場所なんてここなわけ無いだろ？それに俺たちは君の力など必要ないよ。瑠花の力さえあれば俺たちは上……王者として君臨してられるんだからさ」



『う、うそだ………うそだっていって……』



真田「これは嘘などではない。それぞれの本心だ」



柳「受け止めろ」





やだやだやだヤダヤダヤダ



視界がぐにゃりとなった









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『いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああ！！！！！！！！！



いやだいやだいやだイヤだイヤだ！！！！！！！！！！！



まだわたしをひつようとしてｯｯ！！！！！！！！！！！



いばしょをうしないたくないｯｯ！！！！！！！！！！！



ぁ"ぁああぁぁ"ぁあああ"ぁぁぁ！！！！！！！！！！』



越前「A先輩！？！？」





壊れた人形……ロボットのように叫び続けた

だ→←て

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