【テニプリ】"必要"としてください。

さ ページ12

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復讐





リョーくんの口からそんな言葉が出るなんて思わなかった

あまりにも驚いてしまったので、今もビックリしている



＿＿私はどうしたいのか分からない





だって現状、必要とされてなくても前までは



たくさん話して



笑いあった





大切な仲間だった



だけど心の底で





゛私を必要としなかったこと、忘れたことを後悔させてやりたい゛



゛今まで、私は散々苦しめられてきたんだからそっちも苦しんで欲しい゛





そんな事思うから、夢では捨てられたんだろうね………



現実もそうだけど





越前「無理して自分の感情を抑えなくてもいいっす。俺は先輩の気持ちが知りたい。だけど俺は＿＿」



『………』





＿＿もう苦しんでる先輩を見たくない。それに先輩には青学に来てほしい





その言葉を言うのも辛いだろう

だけど私、変だな



リョーくんにそう言われて、なんだか嬉しい





だって心配してくれてるし



何より来てほしいってことは、私を必要としてるってことでしょ？



勝手な自己解釈かもしれないけど、私はそう捉えてしまう





越前「…今から困らすようなこと言ってもいいっすか？」



『……うん』





リョーくんは決心したような顔をする

彼の綺麗な瞳が私の心を射抜く





越前「先輩は立海なんかには勿体ない。先輩にしかない才能を発揮しないなんて勿体なさすぎる。



だから立海にいても何も残らず終わってしまう



だから青学に来て欲しい…



そこで先輩の才能を発揮して…



俺たちを支えて欲しい…」





さっきは真剣だったのに、今は不安そうだ



リョーくんは言わなければよかったと後悔したのかな？









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でもありがとう









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＿＿答えはもう決まった









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私は誰かに゛必要゛とされたいんだ









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いつか笑い合える日が来るなんて、そんなことを思っていた私はとんだ馬鹿者だ









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『＿＿青学に行くよ



だってリョーくんたちは必要としてくれてるから



私の居場所は必要としてくれる人たちの所だから』

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