・9 ページ10
side風峯
風峯「終わっ………た…」
赤葦「はいはい。お疲れ様」
朝の一連の話は、京との約束でしっかり新担任(女)に話したが、その事については去年の話を元担任(男)経由で聞いていたらしくわざと見逃してくれていたとのこと
神だわ 今年の担任
そして、案の定の女子との絡みは今年も京に何とかしてもらった。休み時間になった瞬間トイレに駆け込んでやり過ごしたり、ベランダに駆け込んだり
疲れたマジで
そして校長の長い話を聞いて、簡単な自己紹介をして今日の学校生活が終わる
……はずだった
赤葦「…嶺、何帰ろうとしてんの。部活紹介で俺達は居残りって言ったでしょ。後、二年生代表で話しすんのに忘れてたじゃ理由にならないよ」
風峯「…サボるつもりはなかったんだよ京」
赤葦「…俺は木兎さん連れてくるから、大人しくしててよ」
風峯「あれ?木葉先輩が連れてくるはずでは」
赤葦「その木葉さんがおたふく風邪で休みなんだって」
風峯「あらら」
赤葦「…とにかく逃げるなよ嶺」
風峯「はいはい」
実は俺、去年にやりたくもないのに推薦されたクラス委員会の委員長として入学式に何か話すらしい 当時京もやりたくもないのに推薦された生徒会の秘書としてその原稿作成を依頼されたらしく二人揃って今日までやってきたわけだが、俺達はあともう一つ、部活紹介で俺と京の速攻と木兎さんのスパイクを見せるため、体育館に居残りなのだ
本当にさっきのさっきまで忘れていて帰る気満々だったのだが京のあの殺気を向けられたら忘れてたもんも思い出す
風峯(…眠い)
春の昼頃と言えば暖かいもので眠くなるのは当たり前だ
風峯(…いいやちょっとだけだし…どうせ京もうすぐ帰ってくるし)
迫りくる眠気に耐えきれず、俺は秒で負けて机に突っ伏そうとしたが
赤葦「(ｶﾞｯ……危ない。寝るところだった」
風峯「……そのまま寝かせてくれていても良かったんだよ京」
赤葦「誰が寝かせるか」
風峯「…鬼畜」
赤葦「どうとでも言え」
下に落ちていく頭を咄嗟に掴まれ、上に引き上げられた
木兎「ヘイヘイヘーイ！風峯！この俺の登場を寝過ごして見逃すとは、新学期早々不運なやつだな！！」
風峯「あーもういいです木兎さん。そのまま黙ってて下さい面倒くさい」
木兎「風峯辛辣！」
赤葦「木兎さん。お願いですから大人しくしてて下さい。嶺起こすだけでも大変なんですから」
次行きます→
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 205人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
光ノ華(プロフ) - ゆうさん» 因みに呼び名の方は、「りょう」と呼びます。いえいえ、またわからない所があったら聞いてくださいね！ (2019年2月17日 13時) (
レス) id: ea33931369 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - りょうきですね。ありがとうごさいます。いえいえ、私が漢字に弱いだけなので！ (2019年2月17日 11時) (レス) id: b7f069714a (このIDを非表示/違反報告)
光ノ華(プロフ) - ゆうさん» りょうきです！ごめんなさい……読みにくかったですよね…… (2019年2月17日 7時) (レス) id: ea33931369 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - すいません。私漢字に弱くて変更なしだと嶺貴ってどう読むんでしょう？ (2019年2月17日 0時) (レス) id: b7f069714a (このIDを非表示/違反報告)
光ノ華(プロフ) - 分かりました！ありがとうございます（小声） (2019年2月13日 6時) (レス) id: ea33931369 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
