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side赤葦
部活顧問との練習日程の確認を終え、HR開始前にはギリギリ教室に滑り込んだは良いものの
……何故か嶺の姿が見えない
全く何処に行きやがった…!
「あの〜赤葦……？風峯探してんのか？」
赤葦「だとしたら何！？」
「あっ…なんかごめん」
赤葦「えっ……あ 悪い…」
「いや良いけどさ…風峯なら図書s(ありがとう！！あうん」
全くこんな時間まで何してんだ早く来た意味ないだろうが
真っ先に図書室に向かって走るが
«キーンコーンカーンコーン»
赤葦(やばっ…いけど嶺の回収が先！)
俺は足に力を入れて階段を駆け下りる
なんでこんな広いんだこの校舎は…っ！
新しい教室から図書室までは校舎も違うので、五分はかかる。ここで運良く嶺が通りかかってくれれば…
風峯「あっ京」
赤葦「はぁ…っ嶺…」
風峯「どうしてそんなに走ってるの」
赤葦「嶺を探していたに決まってるだろうが…っ」
自分の願いが早々に現実になってくれたお陰で、早くに嶺を見つけれたわけだが
赤葦「…なんでそんなに他人事なんだよお前は」
風峯「こうなった以上京に言い訳が通じるとは思わないから素直に怒られに来た」
赤葦「…言い訳しようとしたのか」
風峯「通じるか通じないかは置いといて三秒だけ思いついた回避策」
赤葦「………はぁ……」
あまりの坦々とした態度に、怒りを通り越して呆れてしまった。どこから来るんだあの自信に似た開き直り
赤葦「…はたして反省はしているのか嶺」
風峯「してる。久しぶりにやらかしたって思った」
赤葦「俺に言わせればいつも通りだけどな」
風峯「…はいはいわかった。ごめんって」
これ以上会話を続けたくなかったのか、先程の開き直りは何処に行ったかと思うくらいにすんなりと謝ってきた
はたして謝罪の内に入るのか分からないくらいに軽い謝罪だが
明らかに重い足取りで階段を登る
全く、顔には出なくせに行動にはよく出るもんだ。絶対にあれは面倒くさがってる。……でもルールは律儀に破らない所からすると、多分今は面倒くさがってる心とルールの死守論と戦っているんだろうなと思うと少し面白い
風峯「…何笑ってんの」
赤葦「…いや、今日はやけに素直だなと」
風峯「…ルール違反をしてしまったと言う後悔心と京に怒られるかもしれないハラハラ感でもう疲れてるよ」
…本当にこいつは
なんでこうも色んなことに無頓着なのに、変なところで責任感を感じるのか
俺は呆れを通り越して笑いながら、嶺の隣に並んだ
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光ノ華(プロフ) - ゆうさん» 因みに呼び名の方は、「りょう」と呼びます。いえいえ、またわからない所があったら聞いてくださいね！ (2019年2月17日 13時) (
レス) id: ea33931369 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - りょうきですね。ありがとうごさいます。いえいえ、私が漢字に弱いだけなので！ (2019年2月17日 11時) (レス) id: b7f069714a (このIDを非表示/違反報告)
光ノ華(プロフ) - ゆうさん» りょうきです！ごめんなさい……読みにくかったですよね…… (2019年2月17日 7時) (レス) id: ea33931369 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - すいません。私漢字に弱くて変更なしだと嶺貴ってどう読むんでしょう？ (2019年2月17日 0時) (レス) id: b7f069714a (このIDを非表示/違反報告)
光ノ華(プロフ) - 分かりました！ありがとうございます（小声） (2019年2月13日 6時) (レス) id: ea33931369 (このIDを非表示/違反報告)
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